内定後に同期と差を付ける3つのテクニック

長い就職活動を終え、内定をもらって一安心、もしくは「人生の勝ち組だ!」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらビジネスの戦いが始まるのはこれからなのです。
内定をもらった後、その後のビジネスマンとして良いスタートダッシュを切るために、どうすればよいのでしょうか?

そのためには内定者のうちから、他の内定者から一歩抜きでた人になりましょう。
もちろんずば抜けて高い評価を得る方が良いのは当然ですが、そこまで圧倒的に飛び抜ける必要はありません。
入社の段階から「ほんの1歩だけ抜き出る」こと、これがその会社でうまくやっていくポイントです。

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何故内定者の間に一歩差をつける必要があるのか

みなさんも、就職活動を通してデキる学生、イマイチな学生を多く見てきたと思います。
もちろん大きなポテンシャルを持っている学生さんにお会いすることは確かなのですが、それでも社会人からみると、その能力は50歩100歩なのです。
採用された新入社員はそれぞれ個性を持っていますが、残念ながら既存の先輩社員からみたら、「○○年入社の新入社員」という認識でしかないのです。(もちろん、「アイツは〇〇部の主将らしい」とか「〇〇サークルの代表らしい」といった前評判があるのは確かですが、だからといって、まだビジネス力としては未知数の状態です。)

そこで、周りの内定者よりも一歩だけでも抜きん出た存在になりましょう。(「今年の新入社員の〇〇ってヤツがデキるらしい」といわれる程度にまで)

このために必要なのは、飛び抜けて先輩社員と同じスキルを身につけることではありません。他の内定者から一歩抜きん出ることです。

では周りの内定者よりも抜きん出るとどの様なメリットがあるのでしょうか?

メリット1:仕事を任せてもらいやすくなる

入社直後は基本的に誰がやっても良いような仕事(飲み会の幹事など)を任せられるのですが、それを誰に任せるかというと、前評判のよい「デキるらしいヤツ」に任せることになります。

その仕事を手を抜かずきっちりと完遂すると、「デキるらしいヤツ」から「デキるヤツ」という認識を持ってもらえます。
すると、より高度な仕事が発生した時に、同期の中でも仕事を回してもらいやすくなり、このスパイラルがどんどんと回っていき、気づいた時には他の同期よりも圧倒的に差をつけることができるのです。

入社時に他の同期より一歩抜きん出るメリット

メリット2:配属・出世で有利になる

大手企業になればなるほど、配属が重要となります。
というのも、配属部署によって仕事の面白さだけでなく、出世スピードにも差が出てくるからです。

力のある上司・育成に力を入れている上司の元で働く事ができれば自身の力もどんどんついていきますが、そうでないハズレ上司に当たると、自身の能力を発揮するハードルが上がってしまいます。
(特に大企業では自身の能力よりも上司の能力が出世を左右する要因となりえます。)

配属にあたって、企業側はある程度育成ルートを考えて配属をしますので、コイツには出世ルートを進んで欲しいと思わせられるようにしましょう。

内定者の中で差をつけるためのテクニック

では、内定者の間に一歩抜きん出るにはどうすれば良いのでしょうか?
ポイントは人事の評価を上げることです。
というのも、実際に配属が決まるまでは人事が皆さんの面倒をみることになり、そして、配属を決める際にも人事は大きな影響力を持ちます。まずは人事の評価をあげることを考えましょう。

1. 会社からの課題に全力で取り組む

内定者の間にはいくつか会社からの課題が与えられるかと思います。
これらの課題をきっちりとこなし、パフォーマンスを発揮していきましょう。
中には「くだらない」と思うかもしれませんが、仕事も始めはくだらないものが多く、誰がやっても同じような仕事をキチンとやり切るかどうかによってその後の仕事を任せられるかがが決まっていきます

長期インターンに参加する

内定した会社で長期インターンを募集しているのであれば是非申し込みましょう。
他の内定者よりも先んじてビジネスに触れることができ、実際に成果を残せた場合、そのままあなたの評価につなげることができます

もし、内定先で長期インターン募集していない場合、他の会社の長期インターンにチャレンジしてみることもアリです。
どの会社でもビジネスの基礎(資料作成やメールの送り方など)は普遍的ですので、入社後にも役に立つでしょう。
また、なるべく有名な会社で働けるとあなたの評価を上げることにつながります。

内定者研修をやりきる

大手企業であれば語学などの内定者研修があり、入社直前時に試験を課すこともあります。
たかが研修ですが、ここでの取り組み(過程+結果)は配属の参考になるので、手を抜かずしっかりとやりきりましょう。
語学の場合、講師からの評価なども考慮されることもありますので、真面目に取り組みましょう。

採用イベントを手伝う

内定者の間から採用イベントへの協力(合説での客引きや内定者懇親会など)を打診されることがあります。
この場合、自身を売り込む絶好のチャンスですので、必ず引き受け、パフォーマンスを発揮しましょう。
イベントには何人かの内定者も参加することになるかと思いますが、少なくともその中で一番のパフォーマンスを発揮しましょう。

2. 自身で機会を創りだす

会社からの課題だけでなく、より他の内定者と差別化するために、自身で機会を創りだすのもひとつの方法です。

就活生を人事に斡旋をする

自身が有力サークル(就活において、みな一流企業に内定をもらうような有名サークル)に所属している場合など、就活生を数十人を集めての会社のセミナーや懇親会を企画するなど、会社側にデキる就活生を斡旋してみましょう。
そのような就活生との人脈がある場合、一度人事と相談してみましょう。「〇〇サークルの就活生〇〇人集められるのですが、一度セミナーなど実施していただけませんか?」など。

その中で、人事から希望の人物像や人数などを指定されるかと思います。人事も時間が限られているので、一定のクオリティ(集まる学生の能力が高く、その会社と志向性があっている)と人数(少なくても15人以上、できれば20人~30人以上が理想的)を集められるようにしましょう。
しっかりと段取りを計画し、円滑に運営することで、人事の評価を上げることができます。

実際に商社の内定者が自身の志望部署に配属してもらうためにこのような取り組みをしていたりします。

内定者懇親会を企画する

内定者に対して自身を知ってもらうために、内定者懇親会を企画するのも一つです。
内定者に連絡をとり、企画、運営を行い、クオリティの高い会にすることで、内定者の間での知名度を上げましょう。

また、多くの内定者と通じあっておくことで、入社後の歓迎会などの出欠確認など、何かと仕事を任せてもらいやすくなります。

3. 自身の力を伸ばす

これまでは短期的(入社~配属数ヶ月)程の間に抜きん出るテクニックをお伝えしましたが、今回は長期的に自身の成長につながる力を付けることもお伝えしましょう。

内定をもらってから入社まで半年以上時間があるので、是非自身の力を伸ばす期間にしましょう。
一つは長期インターンを通してビジネスのちからを付けることが上げられますが、その他にも、入社後に役立つスキルを身につけるとよいでしょう。

ポイントは身に付けるのに一定の時間のかかるものを中心に取り掛かるとよいでしょう。
これらは入社直後には役立ちませんが、ポジションが上がるようになると必要となってきます。

法律を勉強する

ビジネスマンになると、契約締結などで法律の知識が必要になる場面が出てきます。
もちろん会社の顧問弁護士や法務部などにアドバイスをもらいながら進めるのですが、自身も法律の基礎の部分を知っておくと大きなアドバンテージになりえます。

単科大学でなければ、同じキャンパス内で法学部の授業をやっていたりするので、空きコマに潜ってみましょう。
法学部は人数も多いので、1人2人紛れ込んでいてもそうそうバレません。

授業のシラバスは法学部の友人などから貸してもらい、チェックするとよいでしょう。
民法、会社法あたりを受けておくとよいでしょう。

会計を勉強する

会計の知識も入社直後には役立ちませんが、管理職になり自部署の業績を管理する必要が出てきた際に大きな武器になりえます。
会計は難しくは無いのですが、習得するのに一定の時間がかかります。

そのため、多くのビジネスマンは出世して会計が必要になるまで勉強しません。しかし、会計の必要が出てきたとしても、その時にはその他の業務が忙しく、とても勉強などしている時間はありません。

そのため、時間のある学生のうちに会計の勉強などしておくとよいでしょう。

目安としては簿記2級を取得したり、ファイナンスの知識を得ておくとよいでしょう。

このあたりの本はファイナンスの知識を得るのに打ってつけの本ですので、読んでおくことをおすすめします。

さいごに

内定はゴールではなく、これからのビジネスマンとしてのスタートラインになります。
60歳まで働くとしても、40年近くビジネスと関わることになりますので、是非良いスタートができるよう応援しています!

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2016/03/02 就活コラム

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