採用選考体験記 調査部門
- 17卒
- 内定
アメリカニューヨークに本社を置く、外資系金融機関のシティーグループの本採用選考(調査部門)です。
協力いただいた方の情報
卒業年度 | 17年卒 |
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学部 | 経済学部 |
志望業界 | 外資系金融機関 |
応募職種 | 調査部門 |
選考フェーズ | 内定 |
選考形態 | 通常選考 |
選考フロー
選考フロー | ES→Webテスト→一次面接→ジョブ選考→二次面接→内定 |
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ES
ES設問 | 1. これまで最も力を入れて取り組んだことについて述べてください。(日本語・400字) 2. 人生に最も影響を与えた出来事と、そこから得たものについて述べてください(英語・1000字) 3. 自分自身の一番の強みについて(日本語・400字) 4. その強みを活かしてどのように活躍できるか(日本語・400字) |
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ES記入時に注意した点 | 結論→理由づけの順に書くことを意識しました。採用担当の方は日々の業務に並行して数多くのESを読み込むので一回読んだだけで理解できるような文章を心がけました。あとは具体例を盛り込んで話すと相手に興味を持ってもらえます。 |
ESの締切日 | 11月30日 |
結果連絡 | 12月上旬 |
筆記試験・WEBテスト
筆記試験の有無 | あり |
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形式 | 玉手箱 |
試験はさほど難しくないのでいかにミスを少なくして高得点を出せるかがカギ。慣れていない学生は問題集を解いた方が良い。 | |
結果連絡 | 12月上旬 |
対策本はこちらから:
面接
1次面接
形式 | 集団面接 |
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会場 | 東京オフィス |
日時 | 12月中旬 |
面接官人数 | 6名 |
面接官の役職 | 採用チームの現場社員。部長さんから三年目の若手までさまざま |
学生人数 | 全体で20名ほど、3~4人のグループに分かれる |
時間 | 4時間 |
面接全体の流れ | 25分の集団面接を、面接官替えながら6回行った。 どの回も基本的に、面接官の自己紹介→学生の自己紹介→面接官からの質問→逆質問 |
面接の質問 | 1. 志望理由について教えてください。 2. 最近読んだ本は何ですか。 3. 学生生活で一番頑張ったことについて詳しく教えてください。 4. 証券アナリストに必要な素養とは何だと思いますか。 5. もし直属の上司が新人の教育に熱心でない場合、どうしますか。 6. 各自のES内容に沿った質問をいくつか。 |
逆質問で聞いたこと | ・女性としての働きやすさはどうか ・普段のお仕事で大切になさっているモットーなどはあるか |
どんなことを評価していたか | そもそも証券アナリストの仕事にちゃんと興味を持っているかを見られていたと思います。同じグループの中で「君は営業向きだね」と社員の方に言われていた学生は選考通過とはならなかったので、適性も合わせてみているのでしょう。仕事がら人と話す機会が多いので、頭の回転の速さだけでなくコミュニケーション能力もチェックされていました。 |
選考の雰囲気 | 面接官によって多少の差はあるが、総じて穏やかな雰囲気。どの社員さんも丁寧に話を聞いてくださった。 |
その他補足事項 | 知ったかぶりをしないほうが良い。痛い目に合います。それと遠方から参加する学生に対する交通費の補助はありません。 |
結果連絡 | 当日 |
2次面接
形式 | ジョブ選考 |
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会場 | 東京オフィス |
日時 | 12月中旬 |
面接官人数 | ジョブの期間中、10名程度の社員さんにお会いした。 |
面接官の役職 | 採用チームの現場社員。部長さんから三年目の若手までさまざま |
学生人数 | 5名 |
時間 | 2日間 |
ジョブのテーマ | ある企業の事業部門で売上高を1.5倍にする施策を考えてくださいというお題だった。 |
進め方や資料の有無 | その事業部門に関する参考資料と会計に関する情報をもらい、会社のパソコンで作業。途中社員さんとご飯を食べたり、現場社員さんにフィードバックをもらうメンタリングセッションがあった。
2日目の午後に現場社員のシニアアナリストの方に向けてプレゼン。質疑応答のあと懇親会があった。 |
どんなことを評価していたか | 思考回路が証券アナリストに向いているか・プレゼン資料のつくり方や内容を主に審査されていた。また難しい質問をされてもひるまずに堂々と対応できるかに関しても見られていたと思う。 |
選考の雰囲気 | そこまでピリピリした雰囲気はなかった。 |
その他補足事項 | 分からない点はきちんと質問しておくべき |
結果連絡 | 1か月後、1月中旬 |
最終面接
形式 | 個人面接 |
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会場 | 東京オフィス |
日時 | 2月下旬 |
面接官人数 | 1名 |
面接官の役職 | 調査部門の部長さん |
学生人数 | 1人 |
時間 | 30分 |
面接全体の流れ | 面接官自己紹介→学生自己紹介→簡単な質問と意思確認→逆質問 |
面接の質問内容 | 1. 先日のジョブの感想 2. 他社の選考状況 3. 御社の志望度 |
逆質問で聞いたこと | ・今後のスケジュールについて ・もし入社する場合、しておくべきことはあるか |
どんなことを評価していたか | ジョブの時点である程度人数が絞られていたので、ほぼこの面接は意思確認の場だったと思う。実際この場で「ぜひ来てほしい」という旨の言葉を頂いたので、この面接自体に評価要素があったかどうかは不明。 |
選考の雰囲気 | 非常に和やかであった。部長さんがとても穏やかな人柄の持ち主だったのでとてもリラックスできた。 |
結果連絡 | 3週間後、3月中旬 |
内定
内定の連絡 | オフィスに呼ばれた。 |
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他社選考辞退の指示 | あり |
会社のことを知るための取り組み | 若手の女性社員の方と個別に座談会を開いていただいた。 |
現在のステータス | 内定辞退 |
内定辞退の理由 | 仕事内容で海外との接点が少ない点で他社に魅力を感じた。 将来は海外でも働きたいと考えていたので、日本株を分析しているこの職場で叶えるのは難しいと感じた。また時期にもよるが、拘束時間が長く、朝も6時頃に来る必要がある場合があると知り、結婚や出産を経た後も長期的なキャリアを積むのは難しいなと思った。また最近は株価の分析や予想も非常に複雑で難しいものになっているしAIのことも考慮すると、個人的に将来性に疑問を感じた。 |
企業研究
OB訪問をしたか | いいえ |
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参考図書 | 『図解入門業界研究最新金融業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第4版] (How‐nual Industry Trend Guide Book)』平木恭一、奥沢敦司
金融業界を志望していたので、業界研究にはぴったりの本でした。 |
参考図書はこちらから:
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2017/07/04
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