インターン選考体験記 調査部門
- 17卒
- インターン参加
アメリカニューヨークに本社を置く、外資系金融機関のシティーグループの17卒インターン選考(調査部門)の体験記です。
協力いただいた方の情報
卒業年度 | 17年卒 |
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文理 | 文系 |
学部 | 経済学部 |
志望業界 | 外資金融業界 |
選考フェーズ | インターン参加 |
インターン概要
インターン日数 | 1日間 |
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開催時期 | 8月中旬 |
インターン報酬 | なし 遠方から参加する学生に関しても、交通費の支給はなかった |
インターン選考情報
選考の全体像
選考フロー | ES→Webテスト(玉手箱)→インターン参加 |
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ES
ES設問 | 1.参加志望理由(日本語・400字) 2.学生生活で最も力を入れたことと、そこから得たことや学んだことについて述べてください。(日本語・400字) |
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注意した点 | まず、文字数的にはさほどタイトではない。その場合はいかに内容を濃くできるかが大切なポイントだと考えたので、とにかく簡潔に、分かりやすい文章を書くように心がけた。先に結論を述べて、その後に理由を続け、できれば具体的な体験談が盛り込めると相手に伝わりやすい文章になる。
このインターンは先述の通り書類選考のみであった。そのため、評価の多くはESがきちんと書けていたかどうかで決まっていると考えられる。尚且つ、相手は自分がどういう人なのか全くわからず、書面だけで判断していることを考慮すると、文章だけで自分について深く理解してもらえるようなESづくりが普段以上に大切になる。 |
ESの締切日 | 7月3日 |
結果連絡 | 7月中旬 |
Webテスト・筆記試験
筆記試験の有無 | あり |
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形式 | 玉手箱 |
そこまで難易度は高くない。玉手箱は他の外資系金融機関の選考でもよく使われるので、良い練習の機会と思って臨むべき。特に対策は要らないと感じた。 | |
試験日時 | ES提出後、ESの締切日(7/3)までに各自自宅で受験 |
結果連絡 | 7月中旬 |
対策本はこちらから:
実際のインターン情報
インターンシップの参加者
学生の参加人数 | 100名程度
(このインターンは優秀な学生を選抜するというよりも、より多くの学生にこの仕事について知ってほしいor興味を持ってほしいという意図が強かったと思われる) |
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学生の出身大学 | 東京大学・東京理科大学・慶応大学など |
参加社員の人数 | 全体で10名程度 |
インターンシップの内容
スケジュール | 一日完結型。
まず会社全体の説明と、調査部門が普段どのような仕事をしているかについてプレゼンがあり、続いて調査部門の若手社員の方によるパネルディスカッションがあった。 その後、会社側から指定されたグループ(10名程度ずつ)に分かれて、調査部門のお仕事や経済情勢に関するグループディスカッションを行い、現場の社員さんからフィードバックを受けた。 最後に社員の方との座談会があり、学生は好きな社員さんのところへ赴いて自由に質問できるスタイルであった。 |
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内容 | レクチャーの部分に関しては、普段シティグループがどのような案件を担当しているのかや、調査部門とはどのようなお仕事をするのかについて、資料を用いたプレゼンテーションがありました。
パネルディスカッションでは、若手の目線から見た調査部門の印象や、お仕事で大変なこと、あるいはそもそもなぜここに入ろうと決めたのかなどについてざっくばらんに話してくださったので、ここで働く具体的なイメージが湧きました。 グループディスカッションは『2020年までに伸びそうな業界とは?』などのテーマに関して学生でディスカッションを行い、社員の方から証券アナリストの目線でフィードバックをいただけたのでとても勉強になりました。 座談会では女性の若手アナリストの方がいらっしゃったので、女性の目線から見た印象(働きやすさ等)について生の声を伺えたので良かったです。 |
社員からのフィードバック | グループディスカッションの時にフィードバックと証券アナリストならどのように考えるかについてお話をいただきました。 |
社員との接点 | 座談会で複数の社員さんとお話しできました。 |
成果の発表 | 今回は講義形式だったので、発表の場といえばグループディスカッションの成果報告でしょうか。 |
インターンシップを振り返って
どんな学生が活躍していたか | 論理的思考に明るい学生・場を引っ張れる学生・周りの意見を冷静的にみて建設的に否定論を展開できる学生がグループディスカッションをリードし、そのグループの方向性を決めていました。また質問を沢山する学生も社員さんからの覚えがめでたいと感じました。 |
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参加する上で身につけておくべきスキルや知識 | 講義形式なので特に事前に身に着けておくべきスキルはないかと思いますが、最低限のマナーとして「証券アナリストとはどのような仕事をしているのか」については理解しておくべきだと思います。そのうえで自分が感じた疑問などをインターンで解消するという形にすると実りの多いものになるでしょう。 |
感想 | 証券アナリストがどのような仕事をしているのか理解が深まった。女性のアナリストが結構いらっしゃったのが意外だったが、新人を大切にし、同僚を尊重する文化が根付いていたので志望度があがりました。 |
その他補足事項 | インターン参加者には、早期選考ルートが案内されました。通常は11月ES締切で12月から面接開始となるのですが、早期選考では1~2か月ほどスケジュールが前倒しになるのと、挑戦のチャンスが2回に増えるという点で有利になると思います。 |
企業研究
OB訪問をしたか | いいえ |
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参考図書 | 『No.1アナリストがいつも使っている 投資指標の本当の見方』吉野 貴晶
アナリストは普段どういう視点から企業分析をしているのか、事前に理解しておく必要があったので、この本でアナリストとはどのような素質が求められているのか、どのような姿勢を大事に仕事をするべきなのか分かったので参考になりました。 |
その他企業分析、業界分析 | ・この企業で別日に行われた、投資銀行部門の説明会に参加して、どのようなビジネスをしているのか理解しようとした。 ・証券アナリストとはどのような職業なのか、インターネットなどで情報を集めた。 |
参考図書はこちらから:
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2017/07/04
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