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インターン選考体験記 マネジメントコース

  • 16卒
  • インターン参加

WEBの広告代理店事業やAmebaを始めとしたメディア、ソーシャルゲームなどを展開しているサイバーエージェントのインターンの体験記です。

協力いただいた方の情報

大学所在地 東京都
文理 文系
卒業年度 16年卒
選考フェーズ インターン参加
志望業界 コンサルティング業界

インターン概要

省庁名 サイバーエージェント
インターン名 マネジメントコース
インターン日数 1週間
開催時期 11月中旬
インターン報酬 なし。交通費支給/カフェ代支給。

インターン選考情報

選考の全体像

選考フロー 会社説明会兼選考会⇒トライアウト(二次選考)⇒面接(三次選考)⇒インターンシップ参加

ES

エントリーシートの設問 マイページ登録分
・学生時代に頑張った事についてご記入ください。(400文字)
ES記入時に留意した点 最初に結論を持ってくること、読みやすい文章を書くこと、成果も大切ではあるが価値観や想いをしっかりと記すことに留意しました。字数はそこまで多くはないので、一文を短くして、背景や他人からの評価なども書くことも意識しました。
ESの締切日 説明会兼選考会まで
結果連絡 なし。説明会は誰でも参加可能だったため。

筆記試験・WEBテスト

筆記試験の有無 なし

1次面接

形式 グループディスカッション
会場 サイバーエージェント渋谷本社
日時 10月下旬
面接官人数 2人
面接官の役職 若手社員
学生人数 8人
時間 3時間(説明会90分、選考90分)
選考全体の流れ 会社説明会⇒選考(テーマ1議論⇒テーマ1各班発表⇒テーマ2議論⇒テーマ2各班発表)⇒終了
GDのテーマ 「2020年に向けた外国人旅行客を対象としたアプリ」「選挙の投票率を上げる施策」
GDの進め方、与えられた資料 資料はなく、1テーマ15分程度で自由に議論を重ねました。終了後1分間以内に班の一人が発表をしました。
どんなことを評価していたか 皆に共有しながら議論を進めていること、無駄に結論を急いだりまとめたりしないこと、熱い想いをもって提案できていること、この3点が評価されていたと思います。
選考の雰囲気 フレンドリーな雰囲気だったと思います。説明会段階で誰と議論するかが明らかなので、予め楽しく話せる雰囲気をつくれば、選考の雰囲気にも影響していたのだと思います。
その他補足事項 ベンチャー系のグループディスカッションは、いちいちまとめたり、うるさくする人が多いのですが、その人たちに影響されないよう注意した方が良いです。落ち着いて、穏やかにやりましょう。
結果連絡 翌日の午前中

2次面接

形式 トライアウトという事前課題のプレゼンテーション
会場 サイバーエージェント東京本社
日時 11月上旬
面接官人数 1人
面接官の役職 30代近くの現場社員
学生人数 2人
時間 90分
面接全体の流れ 面接官自己紹介⇒学生自己紹介⇒事前課題プレゼンテーション⇒フィードバック⇒60分の間で修正(社員へ自由に質問しに行って良い)⇒終了⇒学生から面接官への質問
質問内容 1. 課題について、誰をターゲットにして考えたのかを教えてください
2. 課題について、ターゲットのインサイトは何だと思いますか
3. 課題について、誰から収益を得るのですか
4. 課題について、関係者の利益はなんですか
5. 課題について、なんでそれをやろうと思ったのですか
6. 課題について、今の君ならどこまでならやれると思いますか
7. 課題について、どのような人がいれば行えると思いますか
8. 課題について、君の出した結論に対して君ならいくら投資してみたいですか
どんなことを評価していたか 最後まで諦めず考え抜いているか、厳しい質問に対して丁寧な説明や素早くアイデアがつくれるか、わからないことがあれば何度でも質問してくる度胸があるか、この3点を観ていたと思います。実際に終了後、「君たちは何度も質問やアイデアを投げかけてくれていてよかった」と評価してくれました。
選考の雰囲気 緊張感に溢れた雰囲気でした。しかし、何度も質問を行ううちに、「それいいね!」や「こういうアイデアはどうかな」など、フランクになっていきました。
その他補足事項 90分間を全部修正にあてる姿勢には注意した方が良いです。それよりも社員の方と会話を通じて、何が課題かをより明確にしていく姿勢を見せた方が良いです。
結果連絡 翌日の午前中

3次面接

形式 個人面接
会場 サイバーエージェント東京本社
日時 11月上旬
面接官人数 1人
面接官の役職 採用担当者
学生人数 1人
時間 30分
面接全体の流れ 面接官自己紹介⇒学生自己紹介⇒なんでサイバーエージェントか⇒インターンシップに対する想い⇒将来行いたい事⇒学生から面接官の質問(全時間の半分以上)
質問内容 1. サイバーエージェントに関心を持った理由を教えてください
2. 今回のインターンシップに参加したい理由を教えてください
3. 将来どのようになりたいですか
4. 学生時代について言いたい事があればどうぞ
5. 何か訊きたい事はありますか
どんなことを評価していたか 質問に的確に答えるよりも、将来成りたい姿に対して熱っぽく語る姿を見せたときに、面接官は大きく喰いついたと思います。実際にそこから話が盛り上がり、趣味や海外経験、生い立ちまでに発展していきました。サイバーエージェントという会社は起業する人を応援する姿勢の強い会社なので、モチベーションの源泉がどこにあるのかを話すと評価されると考えます。
選考の雰囲気 最初は緊張感がありましたが、将来こういう風になりたいということを話すと次第にフレンドリーになりました。
その他補足事項 成長したいという言葉には注意したほうがいいです。サイバーエージェントは成長する場ではなく、直ぐさま何か事業をやり成功させろという会社だからです。ベンチャー企業すべてにあてはまることですが、成長というワードをつかわない方が賢明だと思います。
結果連絡 3日後

実際のインターン情報

インターンシップの参加者

学生の参加人数 20人程度。当初は10人程度と話していたのですが、優秀な人が多く定員を増やしたそうです。
学生の出身大学 東京大学からMARCHまで幅広くいました。学歴にはそこまで拘っていないようです。
参加社員の人数 10人ほど。

インターンシップの内容

全体のスケジュール 全体で4日間あり、最終日のプレゼンテーションに向けて議論をしていきます。
1日目:課題発表とメンター社員の紹介、懇親会を行いました。
2日目:終日グループワークを行うのですが、課題について詳しい方に質問をする機会があります。初日に如何に情報を整理するかがポイントでした。
3日目:中間発表を行いました。短い時間のなかで如何に纏められるかだけでなく、熱意が込められたかをみるものでした。これは総合評価のなかにも加点されました。
4日目:最終発表を行いました。ここでは子会社社長や役員の方々が審査員となり、とても厳しいフィードバックを貰います。最優秀班と活躍していた人が選ばれます。
内容 サイバーエージェントの関連会社の過去にさかのぼって、マネジメントを学ぶインターンシップです。子会社社長や役員の方々が多くの時間を割いてアドバイスしてくれるので、どんどん質問することが求められます。課題は全ての社員が「かなり難しい」という内容なので、諦めず頑張ることが重要です。飲み会やランチは豪華な場所で行うだけでなく、社員の方々が参加し様々な経験を教えてくれます。
社員さんからのフィードバック 「4日間しかないのだから、社員にどんどん質問して、アイデアをとにかく盗め」というフィードバックが多かったです。実際に質問をしにいくと、たくさんの情報をくれるなど、サイバーエージェント流の学習方法を教えてくれました。
社員との接点 社員の方々とランチ・飲み会に行きました。初日と最終日に懇親会があり、子会社の社長や役員の方々と話す機会も多くありました。また、この人に話を聞きたいといえば、紹介してくれるなど接点を自分でつくれました。
成果の発表 成果についてのプレゼンテーションがあり、中間発表と最終発表の2回がありました。プレゼンテーションには子会社社長や役員の方々が10人ほど参加してくれ、厳しいフィードバックや叱咤激励をくれました。

インターンシップを振り返って

どんな学生が活躍していたか 自分の考えをしっかりと発言する学生が特に活躍していました。

しかし、それに加えて適切なタイミングで有効な一手を放ったり、チーム内での議論が紛糾しているときに上手く喧嘩になっている人々の気持ちを落ち着ける学生が、最も評価されていました。

インターンに参加する上で身につけておくべきスキルや知識 財務諸表をみる能力はあった方が良いと思います。

会社経営において数字と言う一つの大事な指標を読み解く力があると、議論の主導になれますし、チームとしても説得力のある解決策を提案できます。覚えれば簡単なので、是非勉強してください。

感想 会社経営とはなにか、なんとなくしかイメージがついていなかったのですが、実際に4日間考え抜くことで「実際にやりたい」という気持ちがふつふつと生まれてきたのが嬉しかったです。

今回のケースは非常に危ない状況からどのように立て直すかという点で、また初めて会った個性の強いチームメンバーと議論をするという点でダブルで難しいのですが、非常に達成感がありました。

就活総研 編集者による解説

サイバーエージェントの選考はGD、トライアウトと呼ばれるプレゼン、面接と多様な手法をとっています。
プレゼンやグループディスカッションは慣れが重要ですので、しっかりと対策をしておきましょう。

GDで注意すべき5つのこと~グループディスカッション対策~
就活で欠かせないグループディスカッションの対策法をご紹介。全体の流れを把握しどのように答えを導き出すか、GD攻略の5つのポイントとテクニックをご紹介。

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