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採用選考体験記 技術系(四輪)

  • 18卒
  • 内定

本田技研工業(HONDA)の18卒本採用選考
(技術系(四輪))について、実際に内定した方のエントリーシート(ES)をご紹介。
「文字数や項目が非常に多いので、内容を簡潔にまとめること。また、文字数にとらわれることなく、伝えたいことを記入すること。」との情報が集まっています。

協力いただいた方の情報

卒業年度 18卒
選考フェーズ 内定

選考情報

企業名 本田技研工業(HONDA)
応募職種 技術系(四輪)

ESの設問と回答

設問1

設問 学生生活において、もっとも力を入れて取り組んだ学問・研究テーマはなんですか。また、その内容について具体的に入力してください。
文字数 500文字
回答 ◯◯に関する研究を行っています。
現在、従来方式として◯◯型が広く用いられていますが、金属の擦り合わせによる集電部分の摩耗、定期的なメンテナンスの必要性などの問題点があります。そこで、提案方式では非接触給電について研究を行っています。しかし、伝送効率が低いことが大きな課題となっています。

本研究では、高効率での電力伝送のため、エネルギーの漏れを低減させる構造を提案しています。さらに伝送効率を高めるため、有効電力の割合を高くする力率改善回路と呼ばれる回路の設計や受動素子のパラメータの検討などを行い、他の発表文献よりも高い効率を達成しました。さらに、本方式を用いたモータ駆動が可能であることを実証しました。

今後はさらなる効率の向上を目指すとともに、将来実システムへの導入に向けたサイズや構造の試算を行いたいと考えています。

設問2

設問 その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。
文字数 500文字
回答 計画性や積極的に行動することを意識して研究に取り組み、広い視野で物事を俯瞰する能力や粘り強く物事に取り組む力を得ました。

配属当初、海外での国際学会での経験を多く積むことを目標に掲げ、テーマ決定後は非接触型の課題である効率を高めることにこだわり研究に取り組みました。
その上で、電気系統に関する専門的な意見を伺うため企業との共同研究を自ら志願しました。社員の方とは2か月に1度のミーティングを行うことを提案し、毎回3つ以上の目標設定を行い、計画的に課題に取り組みました。その中で、自分では気づかない点や検証が不十分である点を指摘されることも多く、様々な視点から検討を行う重要さを学びました。
さらに、電力変換の基礎知識から学び、最適な回路設計や伝送部における物理的な構造の検討などを行うことで実験を成功できました。また、研究室内の進捗報告では留学生から積極的にフィードバックをもらい英語力を改善しました。

その結果◯◯という国際学会に2年連続で発表の機会を得ることができました。

設問3

設問 あなたが進路(就職・進学など)を考える上で、OB/OGに相談したいことがあれば、具体的に入力してください。(400文字以内)
文字数 400文字
回答 私は世の中にないものを生み出したいと考えており、世の中を驚かせるような製品の開発に携わりたいと考えています。
特に、車やバイクなどの乗り物には昔から興味があり、将来の仕事でも、モビリティを通して新しい製品を開発したいと考えています。
そのような夢を達成できる場として、貴社を考えております。そこで、就職活動時にどのような想いを持って活動していたか、その実現へのアプローチについて相談したいと考えています。

設問4

設問 学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください。
文字数 500文字
回答 ◯◯部での活動に情熱を注ぎました。
大学では1年に2回の大会に向けて、週に3日以上の練習に加え自主練習や市民大会への出場などを行い常に目的を持った練習を意識して取り組みました。大学1年次において2回戦で敗退してしまった経験から、その成績を超えることを目標として練習をしていました。
その中で、自主練習や実力が上のチームとの試合を通して、先輩や同期部員などからも自分のプレーに対する客観的な視点からのアドバイスを積極的にもらうようにしていました。
さらに、自分のプレーを動画撮影したり、プレースタイルに合わせた筋力トレーニングを行ったりするなど主体的に技術の向上を目指しました。

大会では目標を達成できませんでしたが、◯◯の成績を残すことができ部活を悔いなくやりきることができました。チームに対しては部長と後輩部員との仲介役を意識して部長のサポートをすることや合宿に向けた計画、備品の準備などを幹事として行いチームのマネジメント面で貢献することができたと自負しています。

設問5

設問 取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。
文字数 500文字
回答 秋の大会前の練習においてチームの団結力やモチベーションが低下したことです。
私が最高学年であった大会前には◯◯を目標としていましたが、30名を超える部員の気持ちはまとまらず、練習の精彩を欠いていました。特に、後輩部員や団体戦のメンバーから外れてしまった人は部長からのトップダウンの練習に対してモチベーションが上がらない状態でした。
さらに、私を含め同期のメンバーも自分本位の練習となっており、最高学年としてチームのケアや部長のサポートができていない状況となっていました。また、ミーティングという機会を設けていたもののその場ではレギュラーメンバー以外の積極的な発言がなく、部員の意見を取り入れる場として活用されていませんでした。
その結果、各部員のチームに貢献したいという思いはあっても練習では指示されるのみでモチベーションが上がらないという状態が続いていました。

設問6

設問 困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて入力してください。
文字数 500文字
回答 チームのモチベーションを上げるため、後輩部員の意見を部の練習へ反映させることを意識して取り組みました。
具体的には、部長に対しては積極的に自らの要望を伝えること、各部員とはコミュニケーションを増やすことを意識しました。まず私は、自分自身の行動を見直し、最高学年であるにもかかわらず部の運営を部長に任せきりにしていたことに気づきました。
また、ミーティングにおいて積極的に自分の意見を述べることで部員が意見を言いやすい雰囲気作りを心掛けました。
さらに、部員の考えを聞き出すことや後輩からの意見を取り入れるために積極的に話を振ることを意識し、風通しの良い雰囲気を創り出しました。
また、練習メニューや部の運営方針について部員と食事などをしながら話し合うことで本音を聞き、部長へと伝えました。

その結果、部員から提案されたメニューが増えてモチベーションと実力が上がり、チーム内で切磋琢磨することができました。迎えた大会ではチームに一体感が生まれ、◯◯という現役生活で最高の成績を残すことができました。

設問7

設問 その経験から何を学びましたか。それをどう仕事に活かしていきたいですか。
文字数 500文字
回答 この経験から、置かれた状況で自分ができることを考えることとチーム内でコミュニケーションをとることでお互いの思いを共有することの重要さを学びました。

前者については、チームへの貢献を考えることで、チームとしてのモチベーションの向上とともに、チームが勝利するために必要なことを考えて部活動に取り組むことができ、広い視野を持つという点でも自己成長できたと思います。仕事においても、希望する部署等への配属がかなわなかった場合でもその中で得られるものを探すことで自らのモチベーションとして働くことができると考えます。

後者については、チームで設計や開発をする上で基本となり仕事に生かせると考えています。仕事では部活以上に様々な経験、知識を持った人とチームとして関わると認識しており、その中で一つのものを作り上げるためにはお互いが本音で思いを共有する必要があると考えています。

設問8

設問 あなたが仕事を通じて、成し遂げたいことはなんですか。その根底にある想いや理由とあわせて入力してください。
文字数 500文字
回答 常に上を目指すことでたくさんの人々に楽しんで乗ってもらえる車を開発したいと考えています。

私は、小さいころから車が好きで現在でも車を所持しており、ドライブ等に出かけています。しかしながら現在の若い世代においては、車に対して興味が薄れている傾向にあると感じており、私の周りでも車に興味を抱かない、運転をしたくないという人が多くいます。特に都心部に住む人にとっては、移動手段として電車があるがゆえにあえて維持費の高い車を所有する必要がないと考える人も多いと感じています。
そこで、幅広い世代の人々に喜んでもらい楽しんでもらえる車づくりをしたいと考えるようになりました。
私は仕事を通じて、運転することが楽しい車、エネルギーコストなどの維持費を抑えた車の開発に携わりたいと考えています。車の運転を楽しいと感じてもらうことで自由な移動手段としてだけでなく、趣味の乗り物として人々に喜んでもらうとともに、環境負荷を減らすことで社会にも貢献できる車を作りたいと考えています。

設問9

設問 その実現にむけて、どのようにアプローチしますか。
文字数 500文字
回答  私は大学院において専門知識について深く学習すると共に目的達成のために粘り強く取り組む力をつけました。また、部活動を通じてチーム内で広い視野を持ち、目的に向け行動することの重要さを学びました。
これらをもとにたくさんの人々に楽しんでもらえる車を開発したいと考えています。今後、環境負荷の少ない電気自動車や燃料電池車などの開発が進んでいくと考えられますが、研究生活で得た知識を生かしてパワートレインの開発などに携わりたいと考えています。
また、研究生活で行ったように基礎知識から学習し、粘り強く取り組むことでより多くの人に喜んでもらえる車づくりに貢献したいと考えています。

設問10

設問 実現の場としてHondaを志望する理由を入力してください。
文字数 500文字
回答 技術者一人一人の考えや夢を尊重してくれると考えたため貴社を志望しました。

車に限らずモビリティを通じて新しい喜びや感動を与えている貴社でなら人々に喜ばれるものづくりができると考えています。私は、昨年企業との共同研究を行い、開発の最前線で働く社員の方と接しました。その中で私の研究成果に妥協せずよりよいシステムを目指し続ける姿勢に触れ、上を目指す姿勢にエンジニアとしての魅力を感じました。
また、試行錯誤を繰り返し装置が完成した時の喜びを通して非常にやりがいを感じました。貴社の社員の方のお話を伺う中で、自分が目指すものに妥協せずあらゆる手を尽くす姿勢を見て、私の夢であるたくさんの人々に楽しんでもらえる車づくりが実現できると考えました。
さらに、それを達成するための技術がある貴社だからこそ、一人一人の夢を達成できる場であると考え志望致しました。

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