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採用選考体験記 四輪開発職

  • 18卒
  • 内定

本田技研工業(HONDA)の18卒本採用選考
(四輪開発職)について、実際に内定した方のエントリーシート(ES)をご紹介。
「全体を通して、非常に文字数が多いです。ホームページ等には文字数をきっちり埋める必要はないとありましたが、私はほとんどきっちり埋めました。与えられた文字数を存分に使って熱意をアピールすると良いと思います。」との情報が集まっています。

協力いただいた方の情報

卒業年度 18卒
大学名 九州大学
文理 理系
学部 機械系
性別 男性
志望業界 自動車業界
選考フェーズ 内定

選考情報

企業名 本田技研工業(HONDA)
応募職種 四輪開発職

ESの設問と回答

設問1

設問 学生生活において、もっとも力を入れて取り組んだ学問・研究テーマはなんですか.
また、その内容について具体的に入力してください。
文字数 500文字以内
回答 近年、○○対策が進展するに伴い、○○による○○問題が顕著となってきました。今後は○○などの普及に伴い、ますます深刻化していくものと考えられます。○○が発生する部位の中でも、○○から突き出ている○○は特に○○を乱しやすく、○○となりやすいことが指摘されています。その搭載位置が○○から近いことも、○○として認識されやすい要因のひとつとなっているものと思われます。

本研究の目的は、○○周りの○○を数値解析し、○○の関係性を調べるとともに、形状の改善案を提案することです。複雑に乱れた○○から、○○の発生の原因となる構造を抽出するための○○手法を自ら考案し、解析データに適用することで、その関係性を発見します。現在は、この考案した手法を解析ソフトに組み込むことに成功しました。また、膨大な○○を必要とするというシステム上の課題を解決するために、少ない記憶容量でも計算を実行することが出来るようなシステムを考案し、プログラムを行なっています。

今後は、このシステムを構築しつつ、○○の関係性について考察を深めていきます。

設問2

設問 その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。
文字数 500文字以内
回答 この研究に取り組んだ理由は2つあります。それは、○○と共同研究を行うことで現場のニーズを直接解決したいと考えたことと、○○を生かしたかったことです。○○のインターンシップに参加した際、○○が掲げていた問題を、私が○○を専攻している際に得た○○の知識を生かせば解決できるのではないかと考え、実際に提案したことで産学共同研究が始まりました。現在は、共同研究先の方と連携をとりながら研究を進めています。

また、研究を進めるにあたって、研究室内で情報を抱え込まず、活発に議論するよう心掛けています。本研究では、○○の知識から、○○な知識までを統合して行う必要があります。そのため、○○の知識と、指導教員や研究室の仲間と、出来るだけ頻繁に議論し、知識を共有し、広げ、深めていくことを目指してきました。その結果、上記の○○を解析ソフトに組み込むことに成功しました。

この経験から、様々なバックグラウンドを持った人たちと協力して目標を達成する力を得ることが出来ました。

設問3

設問 学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください。
文字数 500文字以内
回答 私は、自身が所属していた陸上競技サークルでの競技活動および集団運営に、一生懸命取り組みました。

競技活動については、私は短距離種目(100m、200m)を専門とし、授業や研究活動の傍ら、週4回2時間の練習に取り組んできました。

集団運営の面では、サークルのキャプテンとして、よりよいチーム作りを目指して活動しました。大学内にある陸上競技に関連する団体として、私が所属していた「陸上競技サークル」のほかに、高校時代から日本国内でトップレベルの成績を残してきた学生の集まる「陸上競技部」と、走ることそのものを楽しみたい学生の所属する「ジョギングサークル」の2つがありました。「陸上競技サークル」は、記録更新を目指して真剣に取り組もうとする学生から初心者まで幅広い学生が集まる場であり、それによってもたらされる集団運営の難しさがありました。そのような中で、私はチーム全体の目標として、関東地区の大学の陸上競技サークルが出場する最も大きな団体対抗戦で総優勝をすることを掲げ、練習内容の改善や最新の練習器具の購入、チームメイトの意識改革を目指した取り組みなどを行いました。

設問4

設問 取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。
文字数 500文字以内
回答 集団運営に取り組む過程で直面した困難は、「気持ちの温度差」によって仲間内に亀裂が生じてしまったことです。

総合優勝を果たすには、チーム全体の競技力を高める必要がありました。競技力を高めるには、それぞれが真剣に練習に取り組むとともに、試合にも積極的に出場していくという意欲的かつ主体的な姿勢が求められます。私はそれを形にする具体的な目標として、上記の最も大きな関東地区の対抗戦への「全員参加」を設定しました。すると、「この団体を良くしたい」「もっと強くなりたい」という熱い気持ちを持った仲間内では、一致団結する流れがみられました。一方で、そうでない仲間、例えば陸上競技サークル以外のサークルにも所属していて、陸上競技はあくまでついでに楽しみたいという仲間の一部から「そんなにがんばることはできない」という反発の声が上がりました。「全員参加」を目標とすることはあまりにも強制感があり、息苦しいと感じさせてしまったのです。

目標の決定過程にも問題がありました。「全員参加」という目標は、同期の賛成多数という理由で決定したものであり、全員の意見をくまなく聞き取ったことにより決めたものではなかったのです。

設問5

設問 困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて入力してください。
文字数 500文字以内
回答 私の想いとして、「総合優勝」という最終目標は、到底諦められるものではありませんでした。一方で、「皆にとって居心地の良い場所」をいかにして実現するかを考えなければならないと感じました。

そこで、まず団体としてどうあるべきかを考えるミーティングを開きました。サークルには、発足当初より「誰でも本気で自由に陸上を楽しめる場所」であるという理念が、連綿と受け継がれていました。陸上がやりたいにもかかわらず、息苦しさを感じてしまう人が1人でもいるということは、その理念に背くという結論に至りました。

その結論を受け、「全員参加」という目標を修正しました。それは、「自発的なコミュニケーションのもとで居心地の良いと思えるチーム作りを行い、その結果として練習・試合への参加率が向上することが望ましい」というものです。大切なのは、強制的に参加させるのではなく、どうすれば参加したいと思えるのかを考えることである、と気づきました。そこで同期から案を募り、チームTシャツの製作、年2回の練習合宿の開催、ブログを用いた情報共有など、全員が主体的に取り組めると考えられることを、一つ一つ着実に実施していきました。

設問6

設問 その経験から何を学びましたか。それをどう仕事に活かしていきたいですか。
文字数 500文字以内
回答 前述の取り組みの結果、それまでたまにしか顔を出すことのなかったメンバーが、忙しい時間の合間に練習に顔を出すようになりました。「俺もがんばるね」と、声をかけてくれたメンバーもいました。次第にチーム全体の士気も高まっていくことが感じられ、大会では優勝こそできなかったものの、サークル史に残る好成績を収めることができました。

この成果が得られたのは、サークルの意義やあり方に立ち返って議論することで、目標を適切に修正することができたからであると考えています。目標を達成するためには、まず現状としてどのような問題が、なぜ生じているのか、どうありたいのかなどという、根本的な部分に焦点を当てることが重要であると学びました。

この経験に基づく学びは、働く中で仲間と意見が割れたり、何をすべきかわからなくなったりした時に活かせるのではないかと思います。工業製品の開発設計においては、より良い製品を作ろうという想いが強いほど、ぶつかることも多いと思われます。そのような時、「この製品は何のために、誰のために作っているのか」という、製品づくりの意義や理念に立ち返ることを心に留め、行動していきたいと思っています。

設問7

設問 あなたが仕事を通じて、成し遂げたいことはなんですか。その根底にある想いや理由とあわせて入力してください。
文字数 500文字以内
回答 私が仕事を通じて成し遂げたいことは、「ワクワクドキドキするクルマ」を作り、生涯をかけて「クルマファンを増やしていく」ことです。

クルマは、一般人が自ら操れるモノの中で最も大きなものです。それを自分の思い通りに操ることが出来るという「ワクワクドキドキ」を共感できる人が増えることは、クルマをこよなく愛している私にとってこの上ない幸せです。また、新たにクルマファンとなった方に、いつでもどこへでも行ける喜びを感じるチャンスを提供したいです。

先進国では、「若者のクルマ離れ」が指摘されています。公共交通機関の発達などの社会的な背景もありますが、魅力のあるクルマのラインナップが少ないことも、要因の1つであると感じます。見るだけでワクワクし思わず魅入ってしまうような、ステアリングを握るだけでドキドキするような、そんなクルマを世に出すことで、たとえそのクルマを買っていただけなくとも、クルマに興味関心を抱く人を増やすきっかけにしたいと思います。

特に、日本でクルマファンが増えることは、国内の基幹産業である自動車業界全体の更なる活性化に繋がり、日本に豊かさをもたらす起爆剤にもなるのではないかと考えています。

設問8

設問 その実現にむけて、どのようにアプローチしますか。
文字数 500文字以内
回答 「クルマファンを増やす」という目標を実現するために、S2000のようなコンパクトスポーツカーを、燃料電池を用いたパワートレインで実現します。「FCで楽しいクルマ」を作り、「環境に悪い」や「うるさい」などのスポーツカーに対するマイナスイメージを打ち破ることができると思います。

私自身は「車体の設計」を通じてアプローチができると考えています。私は、毎年見学している東京モーターショーで、貴社の「クラリティ」を拝見しました。そこで見たクラリティのパッケージング図から、大きなエンジンを必要としないFCVを活用することによって、今までにない斬新なデザインのクルマを作ることが出来るのではないかという可能性を感じました。クルマの形が変われば、その骨格となる車体も見直される必要があります。実用性に優れ、合理的であるだけでなく、人々の目を引くような魅力的なデザインのクルマを世に出したいと考えています。また、そのような「FCコンパクトスポーツカー」が生まれることで、国内外の自動車産業界に魅力溢れるクルマを生産するための勢いをもたらし、クルマファンを増やすきっかけになっていくのではないかと考えます。

設問9

設問 実現の場としてHondaを志望する理由を入力してください。
文字数 500文字以内
回答 Hondaを志望する理由は2つあります。

1つめは、Hondaという会社の、クルマづくりに向かう姿勢に感銘を受けたためです。貴社は、FCXやクラリティなどの燃料電池車を世界に先駆けて発表し、他のメーカーが躊躇する技術に敢えてチャレンジしていることを知りました。FCコンパクトスポーツカーを実現することは、大きなチャレンジになると思います。そのチャレンジに向かってともに立ち向かうことが出来る仲間は、上記のようなチャレンジをしてきた貴社にしかいないと思います。

2つめは、貴社の社員の方々の人柄に惹かれたためです。貴社主催のHonda Human Liveに参加した際、3人の社員の方からお話を伺いました。そこから感じたのは、社員の方々のもっている情熱でした。「作りたいクルマ像」や「モビリティ社会の姿」を実現するために、たとえどんなに小さな部品の設計でも妥協することなく、こだわりをもち、自ら考えを発信していこうとする姿に感動しました。私も、貴社の雰囲気の中であれば「クルマファンを増やす」という目標の実現に向けて、情熱の火を生涯灯し続けることができると感じました。

私はHondaという会社で、クルマ作りに生涯を捧げたいと思っています。

設問10

設問 これまでの入力内容に加えて、伝えたいことなどがあれば自由に入力してください。
文字数 500文字以内
回答 私は、何事に対しても一度やると決めたら粘り強く努力する出来る人間だと思っています。

私は小学校5年生のときに陸上競技を始め、今年で14年目になります。中学1年生のとき、「学生のうちに10秒台を出す」という目標を掲げました。そのために、より無駄のないフォームへの改善や、食事管理、さらに優秀な記録を持つ選手たちと出会える練習会に積極的に参加し走りの評価をしあうなど、できることを考え、それに一生懸命に取り組んできました。こつこつ努力を積み上げ続け、目標を掲げてから8年後の大学3年生の時、10秒86の自己記録を出すことが出来ました。

また、私はアパレル店でのアルバイトを大学1年から4年まで続けてきました。アルバイト先は店員としてのふるまいやマナーに特に厳しいことで有名な職場でしたが、最高の接客や店舗清掃などを行うことが出来るスタッフに送られる「顧客満足バッジ」の獲得に向け、日々自らの業務の改善をしようする姿勢を持ち続けました。

私は、どんなに高い目標でも諦めたことがありません。貴社に入社させていただくことになった際は、何事にも妥協をせず、考え得る最高のクルマを作り上げる覚悟を決めて取り組む所存です。

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