インターン選考体験記 キャリアコース

2016年入社 UFJ（三菱東京UFJ銀行）のインターンシップ（キャリアコース）のES(エントリーシート) 設問とその対策について。

どの企業にも共通のES作成のコツはこちらから：

ESを書くときに意識する6つの文章作成術

エントリーシートについて論理的にわかりやすく書いていくポイントについてご紹介。就活を進める上での第一関門になるESであなたの魅力をしっかりとアピールしていきましょう。

三菱東京UFJ銀行について

まずはUFJ銀行について知っておきましょう。

株式会社三菱東京ＵＦＪ銀行

設立日：1919年（大正8年） 8月15日
資本金： 17,119億円 （平成26年3月末、単体）
従業員数：37,527人 （平成26年3月末、単体）
当期純利益：6,502億円（2013年度3月期　BTMU単体）

エントリーシートの設問

・参加を希望するキャリアコースを選択してください。
法人RM体感インターンシップ　東京開催2月【5Days】
リテール業務体感インターンシップ　東京開催2月【5Days】

・キャリアコースに応募した理由を教えてください。 （200文字以内）

・あなたにとっての「働く」を表現してください。 （100文字以内）

・あなたが学生生活のなかで力を入れて取り組んでいることを具体的に教えてください。
内容は中学校、高校時代から記載いただいても結構です。 （300文字以内）

エントリーシートの対策

「働くを表現する」以外はオーソドックスな内容。
メガバンクは毎年志望者数が多いため、人事担当者が一見して評価できるよう、簡潔に書いていこう。

参加を希望するキャリアコースについて

法人RMとリテール業務の2コースがある。

法人RMとは

一般的に銀行ではRM（Relationship Manager）とPO（Product Officer）で役割分担をしています。
RMは法人営業担当者であり、POは金融の専門家です。

仕事の全体像としては、RMがクライアント企業と接点を持ち常日頃からその企業のニーズを探り、クライアントに何らかのニーズがある場合、POはその情報からその企業にあった商品を開発していきます。
対象が法人の場合取扱額が大きいため、企業のニーズに合わせて金融商品を開発して提供することができます。

このように、RMはクライアントと自社のプロとの橋渡しのような役割を果たします。
法人相手とはいえ、営業ですので相手に信用してもらえる人間力は求められます。

企業への融資やプロジェクトファイナンスなどに興味のある人はこちらのコースが合っているでしょう。

リテール業務とは

リテール業務では個人のお客さんを対象にビジネスを進めます。
企業ではなく個人が対象であることから1件あたりの取扱額は小さくなり、すでに作られた定形の商品をお客さんのニーズに合わせて相談し、提供することになります。

ビジネスの規模は小さいかもしれませんが、お客さんと1対1で向かい合い、信頼を勝ち得て、感謝してもらえる仕事でもあります。

お客さんの喜ぶ顔が見たい、対面での人の関わり方が得意な方、今あるものを組み合わせて問題を解決していくのが得意な方はこちらのコースが合っているでしょう。

どちらも信頼を勝ち得ることが必要で、法人・個人それぞれの営業の難しさがあります。

キャリアコースに応募した理由

志望者も多いため、積極性や説得力のある内容を記述していこう。
銀行の業務について「学びたいから」といった受け身的な立ち位置ではなく、「確信を得る」「掴みとる」というスタンスで書いていくと良いでしょう。

あなたにとっての「働く」を表現してください

あなたらしさが表れる記述をするとよいでしょう。
アドバイスとしては1つ目の志望コースに合わせて「働く」内容を調整するとES全体に一貫性が出てきます。

RMコースはビジネスの規模、ニーズの把握、社内外の利害関係の調整、ロジカル・定量的な説明・説得、
リテールコースは、人との関わり、情をベースにした信頼関係の構築、お客さんの喜ぶ顔が見れる
などがキーワードになるでしょう。

学生生活のなかで力を入れて取り組んでいること

300字あるため、具体的内容についても語れるでしょう。
構成の例は下記の通り。

・取り組んでいるトピックス（及びそこで得た成果）：50~75字
・何故それに取り組んでいるか：100字
・具体的取り組み内容：150字
・結論：50字

記入例

私は○○に所属し、※※について取り組んでいます。
というのも××という理由から△△することが求められていました。
そこで私は~~(具体論)~~することで、□□という成果を残すことが出来ました。

取り組み内容については説得力の高まるよう、できるだけ具体的に記載しよう。
トピックスが幾つかある場合は一番クリティカルな内容を絞って具体的に書いていこう。

また成果については定量的(数値を使って)に表現できるのであれば積極的に使っていこう。
「〇〇人中××位」、「昨対比△△%の成果」　など。

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