『仮説思考』 内田 和成

BCG出身の内田さんが書いた仮説思考という考え方についての本。
ロジカルシンキングに関する本が数多く出版されているが基礎的な部分が書かれている。
網羅的な積み上げ型の思考ではなく、コアになる部分に目星を付けてから分析する仮説思考によって、仕事のスピードを早め、先行きが不透明な中で解を見つけることができる。

特にビジネスの世界ではすべての情報を手に入れてそこからベストの選択をとることはほぼ無く、仮説を立ててそれを立証するファクトを集めてベターな判断をしていくことが多い。その点においてもこの本は多くの示唆を与えてくれる。

仮説思考の重要性が書かれているが、読んだからと言って仮説思考で考えられるわけではない。一年前に読んでおけばよかった本。コンサル志望者は何故コンサルタントが仮説を重視しているのかが理解できるので今のうちに読んでおくと◎

この記事を読んだ人がよく見ています

この記事が役に立ったらシェアしてください

2016/03/02 オススメ就活本レビュー

同じカテゴリの記事

『現代総合商社論』 三菱商事株式会社

早稲田大学での三菱商事による寄付講座を本にまとめたもの。 各事業部の部長クラスの責任者が講演をしており、内容としても貴重なもので、商社のビジネスについて深く知れる一冊。 ビジネスについて理解できる学生が多くないた…

『新・現代総合商社論』 三菱商事株式会社

早稲田大学での三菱商事による寄付講座を本にまとめたもの。 本書は『現代総合商社論』の続編となり、各事業部の部長クラスの責任者が講演をしており、内容としても貴重なもので、商社のビジネスについて深く知れる一冊。 【目次】 …

『コンピテンシー面接マニュアル』 川上真史

本書は就活生向けの面接対策本ではなく、企業の面接官・人事担当者向けの面接マニュアル。 企業の面接官が何を考えて質問をしているのか、その面接で学生の何を見ようとしているのかが非常によく分かる。 コンピテンシーと…

no image

『F1 戦略の方程式』 浜島 裕英

ブリヂストンでF1を支えた浜島さんの本。05年に出た本よりも刺さるものが沢山あった。チームの組織論からタイヤの技術面・選手毎のラップの比較までF1ファンなら一気に読みきれる内容。 技術面の難しい内容をたとえを使いながら…

no image

『経営組織』 金井壽宏

神戸大学大学院経営学研究科教授の金井先生の著書。 内容は2/3が組織行動学、1/3が人的資源管理について書かれている。 新書なので読みやすい分量で組織についての今までの研究、考え方が書かれているため、就活生の皆さ…