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会社選びの軸の考え方(まだやりたいことが無い人向け)

自己分析について(将来やりたいことがある人向け)

について記事を書いたが、採用に関わっていて圧倒的に多いのが、将来やりたいことが実際には定まっていない人。

何をやっていても楽しいし、それなりに仕事はこなせる自信がある、まだ何に人生を捧げるべきなのか決まっていない…

様々な声を耳にしますが、とは言え、入社する会社は1社。どんなに内定をもらっても1社にしか入社はできません。

個人的には仕事をする上でやりたいことが見つかることもあるし、自分の強みや、苦手なところも見えてくるので、最終的にはサイコロを振って決めても良いのかもしれません。
とはいえ、まずはサイコロの出目の数程度には絞る必要があるかと思います。

 

自己分析について(まだやりたいことが無い人向け)

  1. やりたいこと・求める条件を書き出す
    自分のやりたいことや求める条件を紙に書きだしてみましょう。「裁量権が大きい」「年収で○○円以上」「海外への転勤の可能性があること」…など一般的にESや面接で伝えるようなプラスの部分から自分の欲に近い本音の部分まで書き出す。
  2. やりたくないこと・避けたい条件を書き出す
    やりたいことと同じくらいやりたくないことも存在するはず。これを紙に書き出す。「ルーチンワークであること」「人を騙してお金を儲けるようなこと」「地方への転勤があること」…など。こちらも自分の考えていることを書き出す。
  3. それぞれに優先順位を付ける
    すべての条件を満たすパーフェクトな会社は存在しない。
    絶対譲れない条件、どんなにお金を積まれてもしたくない仕事など、自分の中で大切にしたい条件があればピックアップしておこう。また「これは場合によっては妥協できる」「あったら良いなと思っている条件」などそれぞれ優先度をつけて考える。

 

あとは、この会社であればサイコロを振って決めてもいいや、と思えるくらいまで条件を出し尽くして選別する。

そして、このキャリアの決め方で一番重要なのは「働いてから3年は絶対に辞めない」と決めること。
自身が積極的にやりたいことを考えて選んだ職場ではないため、仕事でしんどい状況に直面した際にそれを乗り越えるモチベーションが大きくない。そのため、入社する段階でまずは3年はどんなことがあってもやり切ると意思決定して入社し、実際にどんなに辛いことや、想定外の事があっても、乗り切って前に進むこと。

ここでしっかりやり切らないと、自分が本気でやりたいと思える仕事が回ってこないし、それをやり切るだけのスキルも身につかない。

3年間しっかり目の前のことに取り組んで前に進んできた社会人はスキルがきちんと身についているし、何かしら社会に対する課題感も醸成される。
是非そんな社会人になってみてください。

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2015/04/19 自己分析

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