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BCG(ボストンコンサルティンググループ)
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インターン選考体験記 夏インターン

  • 面接参加

BCG(ボストンコンサルティンググループ)のインターン・採用フローは以下のように進む。
今回は12卒の学生の就活体験記となります。

選考フロー

①エントリー・ES提出
②筆記試験(テストセンター)
③論述試験(筆記試験)
④面接(1日で2人に面接)
⑤ジョブ→内定

9月の終わり会社説明セミナーが開催される。内容は以下の通り。

  • 会社全体の説明
  • コンサルタント一人ひとりの話×3くらい。
  • 個別コンサルタントにローテーションで質疑応答10分×4

他大学の就活友達(阪大、神大)にはセミナーの案内が来なかったらしいので、エントリーの段階で京大に登録されていないと出席できないと思われる。

エントリーシート

設問は4問。
・ゼミ・研究室の研究内容、貴方の卒論テーマ等をお書き下さい。※ ゼミ・研究室所属が未定な方は予定しているテーマをご記入下さい (全角 50 文字以内)
・今までの人生の中で、成し遂げたことで人に話したいことはなんですか? (全角 200 文字以内)
・一生のうちに必ず成し遂げたい夢はなんですか? (全角 200 文字以内)
・学業以外に力を入れたことについてご記入下さい。(趣味、スポーツ、サークル活動等) (全角 100 文字以内)

設問は夏冬ジョブで変わらない。
これまでに頑張ったことをどう伝えるかは別コラム参照『「学生時代に頑張ったこと」で差をつける6ステップ

筆記試験

事前の選考としてはテストセンターでの試験が行われる。

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私は当日の朝からこの本を1冊読んで形式になれる対策しました。
出題パターンとコツさえ分かれば難しい問題ではないと思います。

論述試験

ボスコンの筆記試験は他の外資系コンサルティングファームと異なり、論述式の試験が存在します。
関西圏の学生は京都リサーチパークの会議室で100名程度の受験者。
制限時間は90分で、設問半ページ、解答欄(白紙)3ページ程度の問題が3問出されます。
イメージとしては大学入試の数学を想像してもらえればよいかと。

夏インターン

  • 写真屋のチェーン店で現状のシェアを保ったまま運営するのに必要な最低限のカメラマンの数は?
  • 献血問題に関する論述
    設問とアンケート結果が1ページほど書かれており、
    現在献血をする人が少ない理由、どういった解決法があるかを記述。
  • 経済効果の計算?(記憶があやふや)
    南アで行われたワールドカップの経済効果を計算する。
    計算までの自分のスケジューリングも書く。

冬インターン

  • 水道修理の業者に関するフェルミ推定
  • 少子化に関する論述
    アンケート結果と資料が1ページほどあり、それに関して分析する。
  • 自動車ディーラーの経営問題に関する論述
    自動車ディーラーの経営者に今後の経営方針を相談されたという設定で、
    解決法を論述。

夏冬両方とも3題。1問目がフェルミ推定、2問目がアンケートや資料の読み込み、3問目が実際のコンサル業務に近いような縛りの少ない問題でした。
知識よりも思考力を問うような問題ばかりで、フェルミ推定・ケース問題を知っているからといって解ける訳ではありません。
ただ、これらの問題に慣れておかないと手が出ないので対策が必要です。

自分の出来具合と他の論述選考通過者の話から、6割くらい出来ていたら通ると思われる。

特に決まった答えがある問題では無いので、自分の思考が相手に伝わるように(大学受験数学の記述試験のように)採点する側に分かりやすく書くように心がけたい。

参考図書

フェルミ推定、ケース問題に慣れていない人のための参考図書です。

上の二冊はフェルミ推定、ケース問題についてわかりやすく書かれています。
下の『戦略コンサルティングファームの面接試験』はボスコンに中途で入社した先輩も転職の際に使っていたようです。

面接

東京での面接。(往復交通費支給)
待合室1→面接官1→待合室2→面接官2→終了

待合室1には下の写真の様にBCGが出版した本が並べられており、読んでおけという無言の圧力。

bcg

待合室2にはボスコンの海外戦略(アジア)などが書かれたパンフがおいてあった。

面接官は一人はフェルミ推定、一人は論述の3問目のような質問をされた。
事前に決まった問題を出されるのではなく、自分の出身地や研究内容に合わせて面接官がその場で出題するスタイル。

面接での質問

【1人目】

「出身県に来る観光客数を求めよ。」

面接の部屋には白紙の紙が何枚かとペンがあるので、それに記載しながら面接官に説明していく。
面接官からヒントが与えられ、ディスカッションしながら回答を進めていく。

【2人目】

「尊敬するビジネスマンは?」
「専攻での研究テーマの将来性について」

1人目に比べて若干抽象度が上がった質問を受けた印象。
こちらについても論理立てて説明をしていく。

 

選考情報については以上です。
皆さんの活躍を応援しています。

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