採用選考体験記 コンサルティング部門
- 17卒
- 内定
ロンドンに本拠地を置く外資系コンサルティングファーム、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)の本採用選考(コンサルティング部門)です。
協力いただいた方の情報
卒業年度 | 17年卒 |
---|---|
文理 | 理系(大学院) |
応募職種 | コンサルティング部門 |
選考フェーズ | 内定 |
選考形態 | 特別選考 インターン参加により、選考プロセスが少なかった。 |
選考フロー
選考フロー | エントリーシート→個人面接(ケース面接)→最終面接 |
---|
ES
ES設問 | 1. インターン時と同様、自分の将来の夢を記述するものであった。だいたい300字程度であった。 |
---|---|
ES記入時に注意した点 | この夢をかなえるためには、コンサルタントにならなければならない!PwCでなければならない!ということを最終的にアピールできるように、構成を練った。常に、この設問を通して、自分が何をアピールしたいのかを明確にする意識する必要があると感じた。 |
ESの締切日 | 2月12日 |
結果連絡 | 自分の場合は3/13であった。インターン組は、ウェブテストとGDが免除されていた。 |
筆記試験・WEBテスト
筆記試験の有無 | なし |
---|
面接
1次面接
形式 | 個人面接 |
---|---|
会場 | 大阪オフィス |
日時 | 3月中旬 |
面接官人数 | 1名 |
学生人数 | 1名 |
時間 | 30分 |
面接全体の流れ | 時間が短かったため、自己紹介はほどほどに、ケース面接を行った。5分で考え、5分で発表、その後は質問攻めにされるといった内容であった。最後に個人について聞かれる質問がいくつかあった。 |
面接の質問 | 1. 研究活動はどのようなことをしているか。 2. 成果を出すためにどう頑張ったか。 3. なぜ研究者にならずコンサルタントになりたいのか。 4. 最近気になるニュースはなにか。 |
逆質問で聞いたこと | ・若手のコンサルタントに期待するものは何か。 ・社員が思う他社との違いは何か。 |
どんなことを評価していたか | ケース問題については、いかに論理的に網羅的に考えられているかが見られていたと思う。
また、時間が5分しか与えられなかったため、頭をフル回転させる必要があった。頭の回転の速さも選考では重要であると感じた。 |
選考の雰囲気 | 基本的には穏やかであった。面接官も優しそうな方で、このような人と一緒に働きたいと強く感じた。 |
結果連絡 | 1週間後くらいにメールで来た。 |
最終面接
形式 | 個人面接 |
---|---|
会場 | 丸の内オフィス |
日時 | 4月上旬 |
面接官人数 | 3名 |
面接官の役職 | パートナー、人事、英語担当と3人それぞれ個別に面接を行った。 |
学生人数 | 1人 |
時間 | 全部で2時間 |
面接全体の流れ | 人によるが、私の場合最初にパートナー面接を行い、その後人事面談、最後に英語面接を行った。 |
面接の質問内容 | 1. 志望動機を教えてください(パートナー、人事、英語面接共通) 2. 入社してから何がしたいか(パートナー) 3. 短期的な夢と長期的な夢は何か(パートナー) 4. 英語は得意か否か(パートナー) 5. 博士後期に進学せず、就職活動をしているのはなぜか(パートナー) 6. コンサルに向いてると感じた理由はなにか、具体的な経験はあるか(パートナー) 7. 留学に興味はなかったのか(英語面接) P8. wCの志望度はどれくらいか(人事面談) |
逆質問で聞いたこと | ・研修は豊富か。毎年の新卒からの評判はどうか。 ・実際の現場で、案件を営業で獲得する際に、他社と差別化するために意識することは何か。 ・給与面で他社よりも低いと伺ったが、それは本当なのか |
どんなことを評価していたか | パートナーでは、主に人柄を見られていた気がする。自分と一緒に働きたいかという軸で見ていると本人も言っていた。 |
選考の雰囲気 | パートナー面接は意外と明るい雰囲気で進んだ。しかし、挙げ足をとってくるオーラも感じたので、議論の矛盾を露呈しないように、気を付けた。
人事面談では、志望度の高さを一番チェックしていた。あそこで他社と迷っているなどと発言してしまうと落ちていたと思う。 英語面接はとってもラフな感じで進んだ。逆質問が主で、対策をしていなかったので、苦労した。 |
結果連絡 | 3日くらい後に電話で来た |
内定
内定の連絡 | 電話 |
---|---|
他社選考辞退の指示 | なかった |
会社のことを知るための取り組み | 内定者懇親会と、会社の各部署の説明会が何回もあった。内定承諾書を提出するまでに3回あった。 |
現在のステータス | 内定承諾 |
内定承諾の理由 | グローバルコンサルティングファームで働きたいと思い、該当する各社を受けていた。
その中でもpwcは会社の雰囲気や社員さんも一番明るくて、働きやすい環境であると感じた。正直、給与面も仕事内容も同規模の同業他社であったらほとんど変わらない。あとは、自分がなにを重要視して会社を決めるかが大切だと思った。私は、人で選んだ。 |
他に入社を検討していた会社 | EYアドバイザリー、他コンサルティングファーム、製薬会社等等 |
上記の会社を選ばなかった理由 | 各業界でグローバルに働ける会社や部署で仕事をしたいと感じ、選考を受けていたが、やはりファーストキャリアとして考えると、コンサルティング業界に進むのがこの先を考えると一番有益であると感じた。
製薬業界をはじめ、事業会社にも興味があったが、新卒で入社するのではなく、今後また興味とタイミングが合えば、事業会社に転職しようかなと今は考えている。 |
企業研究
OB訪問をしたか | いいえ |
---|---|
参考図書 | 『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』 東大ケーススタディ研究会
一般的なケース面接がある企業では、必ず対策をしておく必要があると思う。優しい問題から応用問題まで幅広く網羅されているので、お勧めの一冊。 |
参考図書はこちらから:
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)の選考体験記一覧
採用選考
インターン
通過ES
就活体験記を検索する
2017/07/04
就活体験記 PwC(プライスウォーターハウスクーパース), コンサルティング業界, 総合・ITコンサル
同じカテゴリの記事
-
【18卒インターン】大和総研のES・面接の選考体験記 ITビジネス体感
大和総研(大和総合研究所)の18卒インターン選考(ITビジネス体感)について、実際にインターン参加した方の選考体験記をご紹介。 「論理的思考力。議論の組み立て方を観られているように感じた。また、議論を円滑に進めるための協調性の…