採用選考体験記 技術系総合職
- 18卒
- 内定
豊田自動織機の18卒採用選考(技術系総合職)について、実際に内定した方の選考体験記をご紹介。
「グローバルに事業を展開している企業であり、今後は更に海外展開が増えるので、自分が海外で働きたい意志があることをアピールしたことが良かったと思う。」との情報が集まっています。
協力いただいた方の情報
卒業年度 | 18卒 |
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学部 | 機械工学専攻 |
性別 | 男 |
TOEIC点数 | 775 |
取得資格 | 第一種自動運転免許 |
志望業界・企業 | 自動車業界 |
選考フェーズ | 内定 |
特別選考の有無 | 不明 |
選考情報
企業名 | 豊田自動織機 |
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応募職種 | 技術系総合職 |
選考フロー
選考フロー | ES→SPI→部長面談→最終試験 (筆記試験・役員面接) |
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ES
ESの設問 | 1. 趣味、特技 (120字) 大学入学時に始めた将棋が趣味である。棋力向上のため必ず感想戦を行い敗れた原因を追究した。定跡を勉強する時も、なぜその手が定跡となっているのかを理解することに努めた。この経験を通じ、失敗を次に活かすこと・物事を理解することの大切さを学んだ。 2. 研究室で取り組んだ内容 (250字) ジェットファンの設置スペースや保全の問題点を煙突であれば解決でき、都市部の渋滞問題解決にも貢献できる。集めたデータを基に煙突の高さや設置間隔が排煙性能に与える影響を明らかにしたほか、温度分布を予測するモデルを構築した。本研究は複数本の煙突を用いて研究を行ったので、従来の研究より実用性の高い結果を得た。 研究生活中は10か月間の豪州研究留学や3回の国際学会でのオーラル発表、3本の英語論文執筆を行った。 3. 自己PR (400字) その中でもオーストラリア研究留学は10か月という長期間であったうえTOEIC500点の低い語学力という厳しい状態で始まったが、「日本文化は現地の人々の関心が高い」という日本人の武器を頼りに現地のコミュニティに飛び込む姿勢を貫いた結果、様々な国籍・年齢の友人を多数作ることができた。研究室では様々な国から来た研究者と共に研究を行い、語学力や異文化理解力を伸ばした。 様々な国に順応する「身体的タフさ」と失敗にくじけず飛び込むことができる「精神的タフさ」・世界中の研究者と研究を行う中で培った「異文化理解力」からなる高い海外適応力を活かし、世界中を飛び回るエンジニアとして貴社で働きたいと思っている。 4. 学生時代に最も打ち込んだこと (400字) しかし、研究を開始してからの半年間は度重なる失敗のため全く結果が出なかった。最初は失敗をする度に落ち込んでいたが、「クヨクヨしていても何も始まらない。新人だから失敗は仕方ない」と気持ちを切り替え、「同じ失敗を繰り返さない為にはどうすれば良いか」と考えた結果、「失敗の原因を明らかにすること」が大切であることに気付いた。そのため、全ての失敗の仮説検証を徹底し、失敗を犯した日・内容・原因を記録する「失敗ノート」を作った。 失敗から目を背けず向き合い続けたことで成果も出るようになり、その成果を国際学会や英語論文で発表し、優秀賞も受賞することができた。研究を通じ、失敗を次に活かすことが大事であると学び、失敗にくじけず正面から向き合う雑草魂を培った。 5. 志望動機 (400字) 私は研究生活中、5つの国に計1年間滞在した。この経験を通じ、日本と比べ「時間の認識が甘い・治安や交通マナーが悪く自分の命に敏感になる必要がある・主張力が大切である」等、国によって人々の生活や考え方が全く異なるため日本の常識が通じないことを学んだ。そして、ものづくりにおいてもその国の文化や生活に合わせて設計を行うことが大切であると感じた。 貴社のエンジニア懇談会に参加した際、「ブラジルではフォークリフトを操作するとき壁に接触することは当たり前だから日本よりも強度を上げて設計する」という話を伺い、非常に面白いと感じると同時にその考え方に共感した。文化の違いは現地へ行かないと理解できないため、各国を飛び回り、その国に合った物流システムを設計するエンジニアとして貴社で働きたいと思っている。 6. 研究テーマの詳細 (400字) 一般的に用いられているジェットファン(天井に設置されている扇風機)の場合、煙は坑口からのみ排出されるため坑口付近の住民から不満が出る。さらに、ジェットファンのメンテナンスや設置スペースの問題もある。煙突には省スペース・排煙箇所の分散化が可能という利点があるうえ、都市部の渋滞問題解消にも貢献できる。火災時の煙の流動形態を把握するため、煙突を用いたトンネル火災の研究が世界中で行われている。これらの研究は1本の煙突のみに着目しているが、実際のトンネルでは複数本の煙突が設置されるため研究結果の実用性が低い。 本研究では6本の煙突を用いて実験と数値解析を行い、煙突の高さや設置間隔が排煙性能に与える影響を解明したほか、温度分布を予測するモデルを構築した。 7. れまでに掲げた「チャレンジングな目標」と「掲げた理由」、それに対して「どのように取り組んだか」 (400字) オーストラリア研究留学の成果を世界中の研究者に発表することのできる機会を得られることが魅力的に映り、かつ、学会での議論を通じ研究の発展と自身の成長が叶うチャンスであると考えたためFSJへの投稿を目指した。しかし、留学から帰国し論文投稿のチャンスがあることを知った時点で締切が3週間後に迫っていたため、投稿に際し必要な作業を短期間でこなす必要があった。 そこで私は「スケジューリング」が最も大切であると考え、課題の優先順位と締切までの残り日数を常に意識し作業を行った。その際、厳しい時間的条件にくじけないよう、「留学実現に協力してくださった方々に恩返しするべく、絶対に投稿するぞ」と強い意志を持ち続けながら執筆を行った。そして、論文の投稿・掲載と国際学会参加が決まった。 |
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ES記入時に留意した点 | 質問に対する結論を一番始めに書き、その根拠を論理的に述べるよう注意した。また、回答に際し、自分が何を考え・どのような行動を取り・どんな結果が得られたか、オリジナリティを出せるよう文章を考えた。 その他にも、具体性を持たせることや誰にでも伝わるよう簡潔な文章になるよう心掛けた。 |
締切日 | 4月下旬 |
結果連絡 | 2週間後 |
筆記試験・WEBテスト
筆記試験の有無 | あり |
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形式 | テストセンター |
試験のについて | 問題集で一通り対策を行っておけば問題ない |
試験日時 | 4月下旬 |
結果連絡 | 2週間後 |
対策本:
面接
1次面接
形式 | 集団面接 |
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会場 | 愛知 (本社) |
日時 | 5月中旬 |
面接官人数 | 2名 |
面接官の役職 | 技術系・人事 |
学生人数 | 2名 |
時間 | 1時間程度 |
面接全体の流れ | 面接官自己紹介→質問→フィードバック→終了 |
面接の質問内容 | 1. 自己PRと志望動機を1分間で 2. 海外経験について (場所・期間・目的) 3.研究内容について 4.研究で苦労したこと 5.なぜ留学しようと思ったのか? 6.研究がどのように仕事に活かせるか? |
逆質問で聞いたこと | ・どの部署が海外勤務機会が多いか? ・今日の面接の印象で、どの部署が向いていると思ったか? |
どんなことを評価していたか | グローバルに事業を展開している企業であり、今後は更に海外展開が増えるので、自分が海外で働きたい意志があることをアピールしたことが良かったと思う。 |
選考の雰囲気 | 非常にフレンドリーであった。面接後フィードバックがあった点が良かった。 |
その他補足事項 | 面談前に「選考とは関係ない」と言われるが、評価はされているはず。 |
結果連絡 | 5月下旬 |
最終面接
形式 | 最終選考 |
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会場 | 愛知 (本社) |
日時 | 6月1日 |
面接官人数 | 2名 |
面接官の役職 | 技術系・人事 |
学生人数 | 2名 |
時間 | 30分程度 |
面接全体の流れ | 面接官自己紹介 → 質問 → 面接終了 |
面接の質問内容 | 1. 自己PRと志望動機を1分間で 2. 学生生活でのチャレンジについて (ESの項目) 簡単に説明 3.チャレンジの中で、何を考えて、どのように行動したか? 4.10年後の自分は、どのように働いていると思うか? |
逆質問で聞いたこと | ・なし |
どんなことを評価していたか | 最終面接ということもあり、学生がどのようなことを考えて行動してきたかに加え、志望の熱意も見られているように感じた。1次面談と同じく、海外経験をアピールした点は評価が高かったように思われる。 |
選考の雰囲気 | 非常に和やか。回答中、うなずきや相槌を常に打ってくれ、非常に答えやすかった。面接中、笑いが起こる場面もあった。 |
結果連絡 | 1週間後 |
内定
内定通知 | メール |
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他社選考辞退の指示 | なし |
会社を知るための取り組み | 任意参加のエンジニア懇談会や工場見学はあったため、参加申し込みを行い参加した。 |
内定者同士が知り合うイベント | なし |
内定者研修の有無 | なし |
現在のステータス | 内定承諾 |
なぜ内定承諾したか | 何よりも会社やそこで働く社員の雰囲気が良く、自動車業界の中で最も自分と合っていると感じたから。
また、海外で働く機会も多く、かつ、海外で働くことを望む学生を求めていると感じたから。 勤務地も地元の愛知県になるうえ、待遇や福利厚生も申し分ない。主力事業の1つである物流は、人々の生活を支えるうえでなくてはならないものであり、安全性向上や環境保護のため自動化や燃料電池車などの技術開発も行われているため、仕事にやりがいを感じることが出来そうだと思ったから。 |
他の入社を検討していた会社 | 日産自動車 |
上記の企業・業界を選ばなかった理由 | 日産自動車もグローバル展開に力を入れているうえ、ダイバーシティ溢れる社風が非常に魅力的であったため、どちらの企業を選択するか、非常に悩んだ。
唯一、日産自動車で働くことになった場合、自分にとってネックになると感じたことは勤務地である。この企業の場合、神奈川県厚木市で勤務することとなり、通勤時間と満員電車がとてもネックであると感じた。 |
その他補足事項 | 前述の通り、社員の雰囲気・人柄の良さは圧倒的に良かった。この点は企業を選ぶ際に重要視した点の一つであったため、入社を決めたポイントとなった。 |
企業研究
OB訪問を実施したか | いいえ |
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参考図書 | 「四季報」 企業について手軽に知ることができるため、企業分析の初期段階で活用した。 |
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