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就活スーツで差をつける!印象アップの6つのポイント

就職活動を始める上で必要になるのが就活スーツ。
学生のうちにスーツを頻繁に着る人は少なく、入学式・成人式からスーツに袖を通していない…という方も多いのではないでしょうか?

一方、就職活動での人の評価はSPIなどの試験を除き相対的なものであり、評価基準も曖昧になりがちで、面接官も多くの心理効果を受けてしまいます。

スーツについて知らないあなたも、最低限のスーツ選びの基本知識とお手入れであなたの印象を高めることができます。
たかがスーツですが、されどスーツ。自身の魅力をより伝えられるよう、良いリクルートスーツの選び方をしていきましょう。

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そもそも良いスーツとは

「良いスーツ=値段が高いスーツ」ではありません。
相手から見て違和感の無いこと、清潔感のあることが求められます。

身体にぴったりと合っていること

身体にジャストサイズのスーツが良いスーツです。
どんなに高いブランド物のスーツも自分の身体に合っていなければ意味がありません。
逆に、手頃な値段のスーツでも自身の身体にしっかりフィットしていれば、値段以上の見え方がするものです

手入れがされていること

どんなに良いスーツでも、シワが入っていたりホコリがついていたりなど、手入れがされていなければ不潔でいい加減な印象を与えてしまいます。
手入れを適切に行うことで、キチンとしている印象を与えられます

良いスーツは高いスーツではありませんが、あまりにも安物を買ってしまうと、生地そのものがダメになってしまうことがあります。
就活用のスーツの予算としては2~3万円が手頃でしょう。ご自身の予算に合わせて予算を決めましょう。

リクルートスーツを買うべきか?

結論はNoだと考えています。
大手スーツメーカーや大学の生協ではリクルートスーツのコーナーを設けていますが、無個性すぎて
普通のスーツでも、特に華美なもの(強いストライプが入っているなど)でなければ就活でマイナスの印象は与えません。
スーツは決して安いものではないので、就活時だけでなくその後の社会人になっても使えるものを選べると良いですね。

1. 就活全体の服装予算を決める

いくら就活とはいえ、無限にコストをかけられる訳ではありません。
まずは就活の服装全体にかけられる予算を考え、それに合わせてどのようなスーツを買うか決めておきましょう。

予算:1万~4万

スーツ1着とワイシャツ1枚程度になるため、どんなスーツを買うべきかしっかりと選んでいきましょう。
あまり安物のスーツは、生地が悪く(ペラペラだったり…)使っているうちにすぐにダメになってしまうこともあるので注意しましょう。

予算:4万~7万

2万円スーツが2着程度買えます。一度に2着買わずに、まずは1着買ってみて着心地をみてから2着目を買うのがオススメ。
クリーニングなども必要になるので、就職活動を通してスーツは2着は必要になるでしょう。
したがって「良いものを1着」よりも、「そこそこのモノを2着」の方が融通が効きます。
違うデザインのスーツをいくつか持って置けると良いですね。

予算:7万~10万

社会人になっても使えるスーツを手に入れられます。
既にスーツを持っている場合はスーツのオーダー・セミオーダーなども試してみるとよいでしょう。

オーダースーツはあなたの身体にあわせて裁断されるため、間違いなくあなたの身体にあったものができあがります。
ただし、スーツへの知見やこだわりがあった方が良いものをオーダーできるので、何着かスーツを購入したことがある方におすすめです。

今回はスーツ+ワイシャツのみを考慮にいれましたが、その他にも革靴、冬のコート、鞄などが必要となります。

2. ワイシャツを着てスーツを買いに行く

スーツを買いに行く際は普段使っているワイシャツ(+革靴)を着て行きましょう。
というのも、スーツのサイズ(袖の長さ、パンツの長さ)を見る際にワイシャツ・革靴があると、よりフィットした理想のスーツを選ぶことができます。
革靴はお店で用意されていることもも多いですが、ワイシャツは自身のものが必要となります。

良いスーツを買うテクニック

就活をする上で高いスーツを買う必要が無いことは前述の通りですが、店員さんのコーディネートスキルという点では一般的に価格帯の高いお店の方が店員のレベルが高く、良いスーツを選んでもらえます。

そこでオススメなのが、百貨店やブランドショップで情報収集することです。
最近のトレンドを聞き、実際に試着をして、どんなスーツが自分に合うのか自分の中で知見をためておきましょう
決して安い買い物ではないので、せっかく買うのであれば良いものを買うための努力をしましょう。

3. 自身の身体にフィットしたスーツを選ぶ

スーツはサイズがすべてといっても過言ではありません。
お店の人のアドバイスを参考にしながら、あなたの身体にあったスーツを選びましょう。

ジャケット

  • 肩幅
    大きすぎると「着せられている感」がでてしまいますし、小さすぎると着ていて疲れやすく、生地の痛みにもつながります。
    腕を回してみて不自由ないかをみてみましょう。
  • 袖丈
    必ずジャケットから1.5cmほどシャツの袖を出しましょう(ここでワイシャツを着ていることが役に立ちます!)。
    ワイシャツを着ていないのであれば、手首の骨の出っぱりがギリギリ隠れる長さが目安とされています。
  • 胸まわり
    ボタンをしめて胸ポケットに手のひらの厚み分の余裕が有るかをチェックしましょう。
  • 着丈
    腕を下ろして自然な状態で、指の第1、第2関節を軽く曲げてスーツの裾をつかめるくらいの長さが適切です。
    もしくは鏡で見て、お尻がちょうど隠れるくらいが良いとされています。

別途料金がかかることが多いですが、袖丈・着丈は修正してもらえることがあります。

スラックス

  •  ウエスト
    立っていて苦しくないもの。面接では実際に座って受けるため、椅子などがあれば座らせてもらって違和感ないかを確認しましょう。
    特に細身のスーツの場合、股関節のところにシワが寄ってしまうことがありますので注意しましょう。
  • 裾丈
    足の甲の上にかかる程度が適切です。
    長すぎると「ダボっ」とした印象になってしまい、短すぎると座った時に靴下が多く見えてしまいカッコ悪いです。
    店員さんと相談しながらあわせて行きましょう。
    すでに革靴を持っているのであればその靴を履いて試着するのがよいでしょう。

ジャケットがシワになることは少ないですが、スラックスは履いていると膝・股部分がシワになってきます。
特に高いスーツを買う場合は、スラックスを複数枚変えるのであれば2着ほど用意しておいた方がよいでしょう。
社会人になると大抵スラックスがダメになってしまいスーツを捨てることがほとんどです…。

4. スーツの色、デザインの選び方

基本的にご自身の気に入ったものを選ぶとよいでしょう。
黒一色、無地のリクルートスーツは就職後に使いにくいですし、あまりにも派手なスーツは企業によっては悪印象を与えることになります。

使い勝手がよいのは黒系にに目立たないストライプ(織り方でストライプを出しているシャドーストライプなど)が入っているもの。
派手すぎず、地味すぎず、企業を選ばず着れる一着になるでしょう。

何着かスーツを持っている場合は、グレー系やネイビー系のスーツを買うのもアリです。

スーツのコーディネートはこちらの記事を参考にしてみてください。
コーディネートにはセオリーがあるのでそれに沿って合わせればうまく自分を見せる事ができます。

【基本から応用まで】リクルートスーツの着こなしルールまとめ
デキる就活生の印象を与えるスーツの着こなしにはルールがあります。その選び方、お手入れ、マナー、カラーコーディネートまで必見まとめ。ネクタイ、シャツの色彩効果を使った自身のイメージの伝え方も!

5. ワイシャツ・ネクタイの選び方

ワイシャツ

ワイシャツは白色のものを幾つか買っておきましょう。
就職した後でも白色のシャツは必要になりますし、使い勝手が良いので揃えておきましょう。

ポイント1 サイズ

首まわり

ボタンを閉めて+指2本分のゆとりがあるのがよいでしょう。
タイトな首まわりにしたい場合は指1本分、ゆるめがよい場合指3本分までOK。

裄丈

両腕をぶら下げた状態で、ジャケットの袖は手首の骨の出っ張りの上くらい、シャツはジャケットより1cm出るくらいの長さが理想です。

ポイント2 襟の形状

なれるまでは一般的なレギュラーカラーがオススメ。
クールビズでノーネクタイで着るのであればボタンダウンが良いでしょう。

ポイント3 シャツの生地

一人暮らしの場合、毎回のアイロンがけが難しいため、形状記憶の生地を買っておくとお手入れが楽になります。
ワイシャツの手入れはこちらから:

クリーニングいらず!ワイシャツのアイロンのかけ方
就活で毎日使うワイシャツのお手入れ方法についてご紹介。選択からアイロンがけまであなたの第一印象をアップさせる簡単テクニックをお伝えします。

また、予算に余裕が有るのであれば1枚「勝負ワイシャツ」を持っておくとよいでしょう。
襟、袖口の生地がしっかりしたものは着ていて皺になりにくく、見た目も高そうに見えます。

ネクタイ

太さや柄など様々ありますが、就活においては特に決まりはありません。スーツ・シャツに合わせて選んでいくとよいでしょう。斜めストライプの「レジメンタル」もしくは「ドット柄」などが無難なネクタイの一つです。

レジメンタル

無難に使える柄のひとつ。
ただし、他の就活生も多く着用するためありがちな就活生になってしまうのが難点。

ピンドット

アクセントが効いていながらも派手な印象を与えないピンドットはオススメです。

無地

組み合わせによって大人な印象を与えます。
無地の場合、スーツやシャツとのカラーコーディネートがより重要になってきます。
スーツに慣れてきたら購入を検討してみても良いかもしれません。

ネクタイの結び方はこちらから

就活生必見!失敗しないネクタイの結び方
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就活にネクタイピンは必要か?

必須ではありませんが、持っておくと便利なアイテムの一つです。
ネクタイが無いとグループワークや懇親会の際にネクタイが垂れて邪魔になったり、ネクタイを汚してしまう原因になります。

フォーマル感があり、派手でないものを選ぶとよいでしょう。

就活用のネクタイピンの選び方、オススメネクタイピンはこちらから

就活生のためのネクタイピン!選び方のオススメ
就活の際の便利アイテムの1つであるネクタイピンについてまとめ。選び方から付け方、就活の場面でも使えるオススメタイピンまでご紹介。

6. スーツのコンディションを保つ

どんなに良いスーツでも、手入れをしていないと良い印象は与えません。
日頃からお手入れをすることでスーツを長く使うことができますので是非マスターしてください。

ハンガーにかける

スーツはしっかりとハンガーにかけましょう。
また、ハンガー針金で作った肩の細いものではなく、肩の部分がしっかりしたものを使いましょう。
なければスーツを買った時に付いているものでも良いです。
細いものを使うとスーツの肩の型が崩れてしまい、着た時にだらしなく見えてしまいます。

ブラシがけする

一日着たスーツはたくさんのホコリがついています。
それらのホコリを落とし、スーツの生地の毛並みを揃えるためにも洋服ブラシを買っておきましょう。
普段着のジャケットなどにも使えるので持っておいて損はありません。

ニオイを抑える

夏場であれば汗のニオイが気になるもの。
スーツは毎日洗えるものではないのでファブリーズなどで対応しましょう。


下記のようなスーツ専用の商品もありますので試してみると良いかもしれません。

最後に

就職活動で一番重要なのはあなたの内面です。しかし、見た目や服装でその人の印象を左右してしまうのも事実です。
服装にこだわれば内定をもらえるわけではありませんが、逆にたかが服装で悪い印象を持たれるのは非常に勿体ないことです。

是非良いスーツ選びをして、就活だけでなく社会人になっても長く使えるスーツを購入していきましょう。

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