自己分析~過去と未来から自身を知る~
私も多くの就活生と接してきているのですが、意外と自分のことを理解していない方を多く見かけます。
自分がどんな人間で、どうしていきたいかを理解しておかないと、就活迷子になってしまいかねません。
では、どのように自身を知れば良いのか。
ポイントは2つ、「将来の自分のキャリアを描く」ことと「過去の自分の振り返る」ことです。
1 過去の自分を振り返る
将来のことと比較して過去の振り返りはそこまで重要度は高くありません。
あくまでの自分の特性を把握するうえでやっておくべきことなので、あまり深追いしすぎないようにしましょう。
1-1 自身の特性を知る
自分のモチベーションの源泉を知る
人はいつも高いパフォーマンスを発揮するわけではありません。
「責任者に抜擢されたから頑張れた」「試合に負けて悔しかったのでキツイ練習も耐えられた」、逆に「周りに認められなくて、やる気を無くしてしまった」「周りに合わせて手を抜いてしまっている自分がいた」などモチベーションの上がる環境、下がる環境は人それぞれです。
これからのキャリアを考える際に、自分がどんな環境だったらパフォーマンスを発揮できそうかを知っておくことは会社選びの一つの武器になります。
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自分の意思決定の基準を知る
皆さんはこれまで何かしら意思決定をしてきたと思います。(高校・大学選び、入る部活やサークル選びなど)
その選択について、なぜそのように意思決定したのかを振り返ってみましょう。
人の意思決定のプロセスは人それぞれで、これまえの生い立ちや経験がそのプロセスに影響を与えています。
「自分がベストだと思ってその環境に飛び込んだ」「親に勧められて選んだ」「1番だからそれを選んだ(開成→東大生におおいですね)」など。
その意思決定の基準について良し悪しを判断するのではなく、「これまでの自分の意思決定の傾向から、どの様な判断をしがちなのか」を予め知っておくことで、キャリアの選択肢が凝り固まらなくて済むようになります。
というのも、これまで1番を選んできたからといって、2ちゃんねるの就職偏差値の高い順に受て全滅しているひとを数多く見てきました。
就職活動はこれまでの大学入試のような画一的な価値判断の基準があるわけでもありませんし、絶対的な正解のキャリアが存在するわけではありません。
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自分の意思決定の傾向を知る
1-2 これまでに頑張ったことを振り返る
ESや面接で最も質問されるのが「これまでに頑張ってきたこと」についてです。
エントリーシートや面接に対峙する前に、一度これまでに頑張ってきたこと振り返り、自身の強みを理解し、どんなエピソードを伝えるかを考えましょう。
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2 将来の自分のキャリアを描く
自分がどんな人生を送りたいか、その答えは人それぞれです。
就職活動においても、「自分がどうありたいか」を考えることは非常に重要ですので、じっくり考えていきましょう。
2-1「Want」「Can」「Must」の3つの円を考える
キャリアを考えるにあたって、「Want: 自分のやりたいこと」「Can: 自分のできること」「Must: 社会から求められていること」の3つが重要であり、これら3つのベン図の重なる部分を将来自分の仕事にすることができれば、あなたにとってベストなキャリアを描くことができます。
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2-2 自分が身につけるべきスキルについて考える
将来成し遂げたいことが明確な人は3つの円に何が当てはまるかが明確で、どんなスキルを身につけるべきかが分かります。
そのスキルが身につく環境(企業)はどこか?という観点で会社選びをしていくとよいでしょう。
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会社選びの軸の考え方(将来やりたいことがある人向け)
2-3 会社に求める条件を整理する
まだ将来成し遂げたいことが決まっていない人は、無理やりに自分の夢を作って自分に言い聞かせる必要はありません。
自分がどんな会社だったら幸せになれそうか、会社に求める条件を洗い出し、優先順位をつけて会社選びをしていくとよいでしょう。
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会社選びの軸の考え方(まだやりたいことが無い人向け)