『新・現代総合商社論』 三菱商事株式会社
本書は『現代総合商社論』の続編となり、各事業部の部長クラスの責任者が講演をしており、内容としても貴重なもので、商社のビジネスについて深く知れる一冊。
【目次】
1.総合商社とは プロローグ
Ⅰ部 経済・社会環境の変化と総合商社の機能の変貌
2.総合商社の現在と未来 三菱商事の経営戦略
3.世界の潮流と総合商社の役割
4.世界情勢と地域戦略
Ⅱ部 資源をめぐる長期展望と長期戦略
5.金属資源ビジネス
6.天然ガス・LNGビジネス
Ⅲ部 取引分野における挑戦と展開
7.食料ビジネス
8.自動車ビジネス
9.化学品ビジネス
Ⅳ部 新規事業への挑戦と新たなビジネスチャンス
10.世界のエネルギー問題と総合商社
11.金融ビジネス
Ⅴ部 総合商社による社会・経済の持続的発展に向けた取り組み
12.人材開発のグローバル戦略
13.リスクマネジメント
14.Mitsubishi Corporation’s Approach to CSR & Environmental Affers
商社志望の就活生は是非読んでおきたい一冊。
総合商社志望の方はこちらもチェック
この記事を読んだ人がよく見ています
2016/03/02
オススメ就活本レビュー 三菱商事, 企業分析, 総合商社
同じカテゴリの記事
-
『仮説思考』 内田 和成
BCG出身の内田さんが書いた仮説思考という考え方についての本。 ロジカルシンキングに関する本が数多く出版されているが基礎的な部分が書かれている。 網羅的な積み上げ型の思考ではなく、コアになる部分に目星を付けてから分析…
-
『MBA組織と人材マネジメント』 グロービス
人事の思考を理解したくて読んでみた。「人的資源管理HRM」が中心。戦略を実行するための組織づくりとその運営。 …
-
『ビジョナリーカンパニー3』 ジェームズ・C・コリンズ
衰退には5段階あり、それぞれのフェーズについての解説に重点。衰退を避ける方法は前作までの内容参照。衰退を促す要素には特に目新しいものはなかったが、どういう順を追って落ちぶれるのかといった点は面白かった。学生団体の様な組織…
-
『デフレの正体 経済は「人口の波」で動く』 藻谷浩介
90年代後半からの日本経済の減速は生産年齢人口の絶対数の動きで説明することができる。数字、特に増減率ではなく絶対数、を読むことをしない人間による根拠のない空気が日本経済の実態を不鮮明にしている。 商社に就職した友人…
-
『「創刊男」の仕事術』 くらたまなぶ
「とらばーゆ」「フロム・エー」「エイビーロード」「じゃらん」などリクルートの代表的な雑誌の創刊をしてきた、 くらたさんが執筆した本。 新規事業の開発から実行まで彼独自の手法や体験が書かれている。 新規事業開発系の…