リーダー必見!組織変革のための8つのステップ

サークルやアルバイトの活動などで、チームの高い目標に向けてメンバーの意識を変え、組織を変えていく必要に迫られることはありませんか?

このような組織変革を実現するリーダーシップを「組織変革型リーダーシップ」といい、ビジネスにおいても重要視され、多くの学者によって研究されています。(自社を取り巻く環境はどんどん変化していくので、その変化に合わせて自社も変化していくことが求められています。)

またビジネスだけでなく就活においても、学生時代に頑張った経験の1つにリーダーシップを発揮しチームを変革した経験を求める企業もあります。

例:三井物産のエントリーシート
「変革を主導した、または自らが大きく変化した経験について具体的に説明して下さい。(300文字以上400文字以内)」

組織変革のためにどの様なステップがあるのかを理解することで、みなさんの活動(サークル・部活 etc…)における目標達成と、ESや面接における効果的な自己PRに繋げていきましょう。

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組織変革のための8つのステップ

組織変革は次の8つのステップを経て実現することができるとされています。

1. 危機感を持たせる
2. 同士を募る
3. ビジョンを打ち出す
4. ビジョンを組織内に浸透させる
5. ビジョンの実現のための環境を整備する
6. 短期的な成果を上げる
7. 試行錯誤し、改善する
8. 成果の定着と持続的発展

では具体的にそれぞれのステップについて具体的にみていきたいと思います。

1. 危機感を持たせる

組織変革を行う上でまず必要となるのは、組織全体に危機感を抱かせることです。
リーダー自身が組織を取り巻く環境変化を察知し、変革の必要性を訴え、組織内に危機感を醸成することがこの後の変革の基礎となります。

したがって、組織変革を行うリーダーは常に周囲の環境変化を観察し、どのようなリスクが有るかを考える必要があります。
もちろん、メンバーが危機感を感じるほどの窮地に立たされる状況はもちろん、成功している状況においても常に周囲に気を配る必要があります。(成功している時ほど、メンバーは過去の成功体験に引きずられ、問題意識を持ちにくくなってしまいます)

2. 変革チームをつくる

2つ目のステップは、危機感を共有し志を同じくするメンバーを集め、変革を推進するチームの結成することです。
組織変革は1人で実行することはできません。変革に必要となる影響力を持った人、専門スキル・知識を持った人を集める必要があります。

3. ビジョンとその道筋を策定する

3つ目のステップは、変革に関わる全ての人が理解できるビジョンと、その達成に向けた道筋を策定することです。

ビジョンは変革の根本にあり、変革の拠り所となるものです。ビジョンなくしてその道筋(戦略・戦術)を説いても、メンバーの同意は得られません。
誰にもわかるシンプルなもので、期待を抱かせる必要があります。

4. ビジョンと道筋を組織内に浸透させる

4つ目のステップはそのビジョンと道筋を組織に伝え、浸透させることです。

組織の変革は、[2]の変革チームだけでは達成できません。組織の末端までビジョンが浸透し、組織全体が変わる必要があります。そのためには、次の3つが必要となります。

① ビジョンの内容がシンプルで分かりやすいこと
② ビジョンと達成のための道筋が理解できること
③ ビジョンの実現と各人の役割の関連性を把握できること

1~4までの取り組みで、組織のメンバーが実現に向けて少しずつ動き出すようになります。

5. ビジョンの実現のための環境を整備する

ビジョンの実現に向けて動き出した後に必要となるのは、それぞれの組織のメンバーが活躍できる環境を整備することです。
変革に向けて動き出したといっても、実際に意識が変わり行動を起こすメンバーは一部に限られ、それを妨げる組織の制度や仕組みなどのハードルは依然として立ち塞がっています。特に変革の初期段階は努力量に対して得られる成果が小さく、せっかく高まったメンバーのモチベーションも下がりがちです。

また、成果が出ることにより、それまで変革に否定的なメンバーも「もしかして、上手くいくかもしれない」とだんだん変革に賛同するようになります。

したがって、ビジョンの達成に向けて障害になっているものはリーダーが率先して解消するようにしましょう。

6. 短期的な成果を上げ、モチベートする

人は成果がでないと不安になり、「この変革は間違いなのでは?」と疑心暗鬼に陥り、メンバーの不満が蓄積されていきます。

それを避けるためにも、まずは短期的に成果が出る取り組みを行い短期的な成果を上げることでメンバーの士気を高め、リーダー・変革チームの信頼感を高めていく必要があります。

7. 試行錯誤し、改善する

[4]で示したビジョン達成に向けての道筋(戦略・戦術)も、必ず成功に繋がるとは限りません。環境の変化などにより手段やメンバーを変えながらビジョンの実現にむけて進めていくことが求められます。

8. 成果の定着と持続的発展

最後のステップは、変革によって得られた成果を組織にアピールすることです。

成果をアピールすることで、組織全体が環境に応じて組織変革することの重要性を認識し、継続的に変化し続けられる組織を作ることができます。

Appendix_ESや面接での伝え方

「学生時代に頑張ったこと」として組織変革のトピックスを選ぶ場合、これまでのステップを踏まえて相手に伝えていくとよいでしょう。

学生時代に頑張ったことを伝える6つのステップの内、「目標を達成する上での課題」と「達成のために課題をどう解決したか」において活かすことができます。

「学生時代に頑張ったこと」で差をつける6ステップ
ESや面接で聞かれる学生時代に頑張ったこと。エピソードを伝える際の注意点・テクニックと、「部活・サークル活動」「研究・勉強」「バイト」の3つのカテゴリ毎に注意点と実際のESの記載例をご紹介。

組織変革の全体像(8ステップすべてを伝えなくてもよいが、全体像を把握していることを伝えられると良い)を示した上で、「組織変革において一番のボトルネックだった部分」「あなたらしい行動が現れた部分」について詳細に語っていくと良いでしょう。

8つのステップすべてを事細かに伝えても面接官には伝わりません。大切なのは8つのステップを踏まえて、特定のステップを抽出し、それについて詳細に語っていくことです

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