IR情報からみるDeNAの企業分析

就職活動における新御三家と呼ばれるソーシャルゲームのDeNAについて、IR情報から企業分析をする。

業績概要

DeNA業績(連結)

2014年3月決算で売上 1,813億円、営業利益 532億円。

利益率の高いソーシャルゲームが有名であったが、2011年の49.8%をピークに29.3%まで20%以上も下落している。

2011年以降も増収増益を続けていたが、2014年決算にて減収減益となる。

従業員数は2013年で2,108名。メガベンチャーと呼ばれているが、正真正銘の大企業。

とはいえ、一人あたり付加価値生産性は7,000万円程で他ベンチャーを引き離している。(定量的な企業分析の方法 参照)

営業利益率は2011年から減少を続けているが、これはキャッシュ・フローマトリクスにも現れている。

2011年好業績を上げたが、その後は投資を控え営業CFも増減を繰り返している。

キャッシュ・フローマトリクスの読み取り方

キャッシュフローマトリクスの読み解き方~企業を変遷を知る

キャッシュフローマトリクスと企業分析の方法についてご紹介。PL(損益計算書)に比べてなんだかとっつきにCFですが、企業のお金の流れを直接見れる非常に便利な指標のなのです。これらを経年で可視化するCFマトリクスについてお伝えします。