採用選考体験記 ビジネスコンサルタント
- 19卒
- 内定
アクセンチュアの19卒本採用選考
(ビジネスコンサルタント)について、実際に内定した方のエントリーシート(ES)をご紹介。
協力いただいた方の情報
卒業年度 | 19卒 |
---|---|
大学名 | お茶の水女子大学 |
文理 | 文系 |
学部 | 生活科学部 |
性別 | 女性 |
志望業界 | コンサル |
選考フェーズ | 内定 |
選考情報
企業名 | アクセンチュア |
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応募職種 | ビジネスコンサルタント |
ESの設問と回答
設問1
設問 | 就職活動の軸 |
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文字数 | 400 |
回答 | 私は、自分の市場価値がより高められる会社を基準にしている。市場価値とは、課題を分析して解決に導く、人間独自の力の高さであると考えている。 この課題を解決する力は3つに分けられる。課題の原因を分析する力、分析結果をもとに改善策を創造する力、そしてその解決策を提案するプレゼン力である。私は、この3つの力を総合的に身につけた上で、特に自分独自の発想ができる人材になりたい。このために御社は以下の2点から合致する。 1点目は御社では、上流から下流まで一貫してサービスを提供しており、分析力、想像力、プレゼン力の3つの力を総合的に身につけることができる点である。 2点目は、御社の提供サービスが広いため、多種多様な経験を積むことができ、その中で自分の専門や強みを作ることができる点である。自分の強みと専門を生かし自分独自のクリエイティブな提案をしていきたい。この2点から、私は御社が最も市場価値を高められると思う。 |
設問2
設問 | 失敗をどう乗り越え、何を学んだか |
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文字数 | 500 |
回答 | 私の失敗は、リーダーとして参加した1年間の政策立案のグループワークで、指導教官に政策の意義を上手く伝えられなかったことである。 私たち8人グループの班は、新働き方改革に取り組んだ。アメリカの事例調査から、労働者が主体的にスキルを取得するための休暇と金銭補助の制度が必要と考えたからである。 しかし半年後の中間発表で、5人の指導教官全員から酷評を受けてしまった。リーダーとして今回の講評に対して、すぐに改善案をメンバーになげかけ、なぜ理解されなかったのかを議論するきっかけを作った。そして、指導教官の「現実離れしている」という発言から、スキルを得たい労働者が多くいることと、企業や国にプラスがあることを明らかにする必要があると考えた。 そこで、研究を改善するために3つの取り組みをした。 1点目は、労働者300人に調査をし、スキル取得を望む労働者が全体の約7割いることを明らかにしたこと。 2点目は、企業の予測される収益のプラスと、GDPの上昇率を概算し示したこと。 3点目は、厚労省や連合に話を聞き、実現可能性について補強したことである。 そして最終的に20グループ中優秀な研究をした3グループに選ばれた。この経験から、伝えたい相手の立場に立って、相手が求める情報は何かを考え、具体的なデータをもとに伝えることと、相手に理解されなかったときも、その理由や改善すべき点を考え、最後まで執念をもって活動することの大切さを学んだ。 |
設問3
設問 | アクセンチュアで実現したいこと |
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文字数 | 600 |
回答 | 私は、農業とITを融合したビジネスを作りたい。そして、農業の生産性や効率を上げ、日本の持続可能な食料自給に貢献したい。 私は農家で育ち、農業はデジタル化やデータ収集が進んでおらず、他の産業に比べても肉体労働や農家独自のノウハウ中心で機能しているという現状を目の当たりにしてきた。しかし今後は、農業の人手不足や高齢化、そして今後は労働人口の減少が予測される中、農業も生産性を上げ業務を効率化していくことが必要となる。 そこで、農業の「生産」と「出荷」の面でITの導入を促すことで、人手不足の解消だけではなく、生産性の向上や付加価値化にも貢献できる。この農業の変革によって、日本の食料自給率をあげ、日本国内での持続可能な食料の供給が実現すると考える。こういったITの技術を農業の現場に落とし込むためには、農業のフローを可視化し、またITの技術の導入後の農業が、これまでの農業を、農作物の質の高さで超える必要がある。 このためには、導入から運用、その後のフォローまで一貫してサービスを提供し、より質の高いITによる農業を追求することが必要である。 御社では、上流から下流まで幅広いサービスを展開しており、またICTによる生産拡大やオペレーショナル・エクセレンスなど農業分野のITの導入に幅広く取り組んでいて、強みがある。したがって、私は御社で、ビジネスのノウハウやITの基礎知識を学び、農業とITを融合した新しいビジネスを作りたい。 |
設問4
設問 | ビジネスコンサルタントの志望理由 |
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文字数 | 200 |
回答 | 優れた技術や知識を、企業に有効な形にして、技術の導入や知識の提供をして、企業の課題を解決していく仕事がしたいからである。コンサルタントは、会社の課題解決に直接第三者として関わることができ、企業の変革に立ち会うことができる。この仕事を通して多くのビジネスのノウハウを自分の中に蓄積させていき自分の市場価値を高め、クライアントの求めること以上のことを提供できるコンサルタントに成長したい。 |
設問5
設問 | あなたの経験やそれから得たスキルと志望理由との関係 |
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文字数 | 400 |
回答 | ゼミ活動で、調査、分析をして、その結果をもとに企業や社会の課題を解決することにやりがいを感じたからである。私は、労働経済学のゼミで、「未婚化と労働環境の関係」について3000人にインターネット調査をし、統計を用いて分析した。そして分析結果をもとに、政府や企業のあり方について年金学会で提案した。特に私は、統計学を学んだ強みを生かして、調査が学会発表に間に合うよう、スケジュール管理を率先して担当した。ゼミで、アンケート用紙作成から分析、提案まで持っていく流れを経験することができ、その面白さを知り、また計画通りに物事を進める力をつけることができた。この経験から、分析結果をもとに、その結果を社会に有用な改善策、提案という形に変えて、社会に貢献することに大きな意義を感じた。特に、コンサルタントは、企業の課題に直接関わり、企業にプラスの影響を与えることができるので、大きなやりがいにつながると考えた。 |
ES記入時に注意したこと・工夫したこと
なるべく自分のやりたいことや自分の経験を具体的に書いて、他の学生との差別化を図ることに注意していました。
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