採用選考体験記 コーポレートファイナンス部門
- 17卒
- 内定
ドイツに本社を置くドイツ銀行の本採用選考(コーポレートファイナンス部門)です。
協力いただいた方の情報
卒業年度 | 17年卒 |
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学部 | 経済学部 |
志望業界 | 外資系金融機関 |
応募職種 | コーポレートファイナンス部門 |
選考フェーズ | 三次選考まで参加 |
選考形態 | 特別選考 サマーインターンに参加していたため、一次選考への参加が免除された。 |
選考フロー
選考フロー | ES→Webテスト→一次面接(GD)→ウィンタージョブ参加→二次面接(個人面接)→最終面接→内定 |
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ES
ES設問 | 1. 志望理由(日本語400字・英語1000字)
2. Please describe how you can utilize your strength to succeed in Corporate Finance Division? Please explain with your experiences.(英語・1000字) 3. 失敗を通じて学んだエピソード(日本語400字) |
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ES記入時に注意した点 | 投資銀行部門の特性上、いかに簡潔に論理的にstraight to the pointで述べるかが重要だと考えました。
そのため、あまりグダグダ書くことはせず、必要な要素のみにとどめて内容量を豊富にしました。また尖った人材が好かれるのではないかと考えたので、私だけの経験や強みを意識して書きました。 |
ESの締切日 | 11月下旬 |
結果連絡 | 一週間程度、12月上旬 |
筆記試験・WEBテスト
筆記試験の有無 | あり |
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形式 | 玉手箱(言語・計数・性格診断) |
難易度はそこまで高くない。この時期になれば周りの学生もかなりテスト形式に慣れてきているので、その中でいかに高い正答率を得られるかが重要になる。苦手な分野があったり、玉手箱の形式に慣れてない場合は市販の問題集を解いておいた方がよい | |
試験日時 | ESと同じ締め切りだったので11月下旬 |
結果連絡 | 一週間後、12月下旬 |
対策本はこちらから:
面接
1次面接
形式 | グループディスカッションと連絡があったが、面接官の好みで急遽グループ面接へ変更された。 |
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会場 | 東京オフィス |
日時 | 12月中旬 |
面接官人数 | 2人 |
面接官の役職 | 採用チームのトップと、一年目の新人社員 |
学生人数 | 6人 |
時間 | 一時間程度 |
面接全体の流れ | 面接官の自己紹介→学生の自己紹介(名前・出身大学・専攻・得意なことや好きなこと)→学生からの逆質問(面接官からの質問は特になかった) |
面接の質問 | 自己紹介に関して少し突っ込まれた程度 |
逆質問で聞いたこと | ・バンカーに求められる素質とは ・もし現在就活していたらどの投資銀行に入りたいか ・どうして過酷なバンカーの仕事を選んだのか |
どんなことを評価していたか | 自己紹介と逆質問しかないというかなり特殊な面接だったので、見られているポイントとしては逆質問の内容か。
同じグループの学生は殆どが次のジョブ選考に呼ばれていたが、面接官へとても難しい専門用語を用いた細かい質問をした学生は次の選考に呼ばれていなかった。 要はバンカーや投資銀行の知識に関しては社員さんよりも知識を持っているわけがないのだから、知ったかぶりをすることなしに率直な疑問をぶつけるべき。 |
選考の雰囲気 | 選考の雰囲気はとても穏やかであった。社員さんの話がとても面白く、すべての話が参考になった。社員さんは全ての質問に丁寧に答えて下さった。 |
その他補足事項 | 遠方から参加する学生には交通費の補助があります。 |
結果連絡 | 3日後、12月中旬 |
2次面接(ジョブ選考)
形式 | ジョブ選考 |
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会場 | 東京オフィス |
日時 | 12月21~22日 |
面接官人数 | 二日間の日程で20名弱の社員さんがいらっしゃった。 |
面接官の役職 | 採用チームの方と現場の若手社員。 |
学生人数 | 30人程度 |
時間 | 二日間 |
面接全体の流れ | 最初にスケジュールとお題の発表。ある電機メーカーの買収計画を考えるもので、買収先の候補が三社示された。
各企業の会計情報や製品ラインが書いてある紙の資料を渡されて、5~6名のチームでどの買収先が良いのか、買収した場合の利点とその後の業績予想についてプレゼンした。 メンターとして各チームに2名の社員さんがつき、分からない点は質問すると丁寧に教えてくれた。 |
どんなことを評価していたか | 二日間中は全てグループワークだったので、他のメンバーとうまく協調しながら取り組めていたかどうか、チームワーカーかどうか。
後はプレゼンの場面でいかに堂々としていたかや、社員さんの質問にきちんと答えられていたかなどを見られていたと考えられる。 |
選考の雰囲気 | そこまで緊迫した雰囲気はなかった。社員さんとは昼食も一緒にとれたし、若手の方が多かったのでかなり和気あいあいとしていた。 |
その他補足事項 | プレゼン準備の進行具合によっては会社を出た後も誰かの部屋に集まって作業することがありますので注意。遠方から参加する学生には宿泊費と交通費の補助があります。 |
結果連絡 | 3日後、12月下旬 |
最終面接
形式 | 個人面接 |
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会場 | 東京オフィス |
日時 | 一月上旬 |
面接官人数 | 3人 |
面接官の役職 | 採用チームのメンバーと、VPやディレクターなどの高い役職の方。 |
学生人数 | 1人 |
時間 | 1時間30分程度 |
面接全体の流れ | 面接官の自己紹介→学生の自己紹介→面接官からの質問→逆質問を面接官ごとに3回繰り返し、その後採用チームのヘッドと面談して他社の選考状況やジョブ選考の感想などを聞かれた。 |
面接の質問内容 | 1. 志望理由 2. 学生生活で最も頑張ったこと 3. 今興味があること 4. 何をモチベーションに仕事をするか 5. お客様と関わる上で大切な要素は何だと思うか 6. 〇〇の市場規模はどの程度か(フェルミ推定) |
逆質問で聞いたこと | ・プレッシャーの多い仕事をどうしてそこまで長く続けられるのか ・お仕事の中で今でも苦手なものはあるか ・今後仕事に関係あるかは問わず、やってみたいものはあるか |
どんなことを評価していたか | 役職が上の方ばかりなので結構緊張したが、穏やかな方ばかりだったのでいったん始まれば落ち着いた。ただある面接官とはやりとりが上手くいかなかったので、そこが落ちた原因かと思われる。 |
選考の雰囲気 | 今までのプロセスと同じく交通費の補助がある。 |
結果連絡 | 2月上旬にメールで不合格の連絡 |
企業研究
OB訪問をしたか | いいえ |
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参考図書 | 『現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!』東大ケーススタディ研究会
投資銀行部門では地頭の良さをみるためにフェルミ推定の問題を出してくることがあります。これはとにかく慣れなのでひたすら問題に触れることが大事です。この本は思考方法が丁寧に書いてあり、他の問題にも応用できたので良かったです。 |
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2017/07/04
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